1月18日、NHN Japanは渋谷ヒカリエの本社特設会場にて「『LINE』世界1億ユーザー突破 社内カウントダウン・イベント」を開催した。イベントには現在のユーザー数をリアルタイムに表示する巨大なパネルが用意され、同社のスタッフが集まって「LINE」ユーザー1億人突破の瞬間を見守った。

1億ユーザーを達成し、握手を交わす森川社長と舛田氏執行役員

LINEは2011年6月23日に提供がスタートした携帯電話・スマートフォン向けの無料通話&チャットアプリ。昨年からは「ホーム」「タイムライン」といったSNS機能も提供している。

LINEのユーザー数は特設会場にリアルタイムに表示されていた

会場には同社スタッフがぎっしりと詰めかけ、1億人達成の瞬間を待ちわびていた

そしていよいよその時が……

1億人達成の瞬間はスタッフ全員がクラッカーを鳴らし大歓声を上げていた

くす玉を割って盛り上がる

サービス提供からユーザー数が1億人を突破するまで、わずか19カ月。同社によると、これはFacebook(54カ月)やTwitter(49カ月)を大きく上回るスピードだという。

今回の1億ユーザー達成について森川社長は、「LINEは今、インターネットの歴史に残るような目覚ましい成長をしています。しかしこれは通過点に過ぎず、世界挑戦の切符を手に入れた状況だと思っています。グローバルサービスと戦っていくためには速いスピードで質の高いサービスを出していく必要があり、新しい価値を提案することが大事です」と挨拶。今後の展開については、「昨年までは東アジアを中心に拠点を作ってきましたが、最近はアメリカにも拠点を作りました。今年は北米やヨーロッパにも攻撃的にチャレンジしていこうと考えています」(同氏)と、本格的に欧米へと打って出る方針を示した。

NHN Japan森川社長

舛田執行役員