テレビとしては、4Kテレビとして55インチの「XBR-55X900A」と65インチ「XBR-65X900A」の2モデルを投入し、家庭での4K化を推進する。また、有機ELを採用した56インチの4Kテレビも今後製品化を行う。

2つの4Kテレビの新製品を投入する

有機ELの4Kテレビも紹介

4K対応では、単にテレビを4K化するだけでなく、ソニーグループ全体で取り組んでいく意向で、「アメイジング・スパイダーマン」、「トータルリコール2012」など5作品を4K化して提供。さらに、今夏からは4K映像の配信も行い、カメラから映像、テレビまで、全体として4K化を推進していく。

ソニーピクチャーズの映像を4K化して提供する

家庭用の4Kカムコーダーも開発していく

入口から出口まで、4Kを自社内で提供できるのがソニーの強み

新たな技術としてはRGBの色域を拡張する「TRILUMINOS Display」を、テレビに投入するとともに、サイバーショットやハンディカム、VAIO PCなどにも盛り込んでいき、トータルでの画質向上を狙っていく考えだ。

TRILUMINOS Displayをテレビからカメラなどにまで拡張していく

平井氏は「4Kは今」とアピール

最後に、再び登壇した平井氏は、「4Kは未来ではなく、今だ。それをソニーが先導していく」と強調。ソニー製品を利用した人が「Wow」と感動するような製品を作っていくことが目標だとアピールした。