グランドオープニングがスタート!
16時50分、陽も落ちてライトが眩く光る中、MC 井出大介氏のコールによりグランドオープニングがスタート。まずは90年代のクラブミュージックシーンを牽引した伝説のレーベル・MAJOR FORCEのKAN TAKAGI&K.U.D.O.のライブが行われた。
新曲のほか「Meet The Rhythm」を始めとする91年に発表された1stアルバムの曲や、当時レーベルの1番として発表されたTiny Panx「LAST ORGY」の披露など、G-SHOCKと同じ時間を刻んできたレジェンドならではのパフォーマンスだった |
シークレットゲストにMAJOR FORCE出身のスチャダラパーとZEEBRAが登場。スチャダラパーも「ゲームボーイズ」など90年代の名曲を大放出、MCでは「ここに参加している人たちは僕たちの子どもと言ってもいいくらいの年齢で…」と会場を笑わせる場面も。また、KAN TAKAGIとZEEBRAが2MCを取る場面もあり、大盛り上がりのショーケースとなった。
ストリートカルチャーが凝縮されたSHOWCASEとハイレベルな技が満載の決勝戦
さて、冷え込み厳しい野外の空気がライブで暖まった中、予選同様の順番で決勝がスタート。この決勝の結果は、すべて表彰式で発表されるとのこと。
BREAKDANCE 2on2の決勝は、TATA&STRIPES vs Smurf&Prada-Gの海外対決。30秒間の2ムーブ×3セットのパフォーマンスを元に、予選同様の「タフネスさ・グルーヴ・スキル」によるポイントからジャッジが行われた。
ハンドスプリングなどを効果的に使いアピールするTATAと身長を活かした技のSPIKE、ヘッドスピンや低い姿勢での技の組み合わせが楽しいSmurf、15歳ながらハイレベルな技を見せるPrada-Gと、甲乙付けがたいバトルだった |
今回のREAL TOUGHNESS TOKYOは、バトルとショーケースが交互に行われるスタイル。こうしたイベントでは常連のダンスユニット、RUSHBALLだが、これまで以上にコンビネーションの合ったパワフルなダンスを披露した。
BMX STREET決勝は、4名による7分間のジャム。同じく「タフネスさ・技の完成度・技の独創性」によるジャッジが行われた。松元謙、勅使河原大地、比嘉勝太、ネイサン・ウィリアムスの4名による決勝は、初っぱなからの3連続コンボや審査員席にまで届くハイジャンプなど、とにかく華やか。勅使河原のアクロバティックなバックフリップには、決まるたびに会場から大きなどよめきが起こっていた。
ダンス界を代表するダンサーが強力にタッグを組んだ、TOKYO SHOCK BOYSのダンスショーケース。ファンの歓声も一層大きくなる。シックな衣装にカラフルなG-SHOCKが際立っていた。
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