サンプルを選んでカスタマイズするだけで簡単設定

さらに、あらかじめ用意されている「ドライブ」や「スリープ」、「会議」や「低バッテリーセーバー」などのサンプルを選択すれば、少しのカスタマイズを行うだけで手軽に設定が可能だ。もちろん、トリガーとアクションを最初から選択して、独自の設定を行うこともできる。

あらかじめ用意されているサンプルを選んで、手軽に設定できるのが特徴

たとえば、「スリープ」は、就寝している時間帯に自動でマナーモードに切り替えて、着信音で就寝を妨げられないようにできる設定だ。時間帯や曜日、位置情報をトリガーとして選択し、マナーモードへの切り替えを行うアクションを選択すればよい。さらに、特定の連絡先からの着信の場合は、着信音を鳴らすといった設定も行うことが可能。

また、「低バッテリー セーバー」は、バッテリーの低下時に無駄なバッテリー消費を抑えて、通話ができなくなる事態を防ぐ設定だ。バッテリー残量が指定した数値を下回ったときに、自動で画面の明るさを低く抑えたり、GPSやWi-Fi、バックグラウンド同期などをオフにするアクションを行い、バッテリーの無駄な消費を抑えることができる。

就寝している時間帯に自動でマナーモードなどへの切り替えを行う「スリープ」

バッテリーの低下時に無駄なバッテリー消費を抑える設定に自動で切り替えられる「低バッテリー セーバー」

そのほかにも、カレンダーの予定の埋まり具合やヘッドホンの接続などをトリガーとして用いたり、アクションとして特定のアプリを自動で起動したり、SMSに自動返信することなどが可能だ。登録した設定は、「マイSMARTACTIONS」に一覧表示され、現在の動作状況を確認できるほか、自動化を一時的にオフにすることも可能だ。

「マイSMARTACTIONS」で登録した設定を一覧表示でき、現在の動作状況も確認可能

スマートアクションが動作しているときは、ステータスバーと通知領域で通知が行われる

さらに、端末を使っていくことで、自分に合った設定を提案する機能も備えている。スマートアクションの活用により、MOTOROLA RAZR Mをより快適に使うことができるだろう。

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ソフトバンクモバイルから販売されているMotorola製スマートフォン「MOTOROLA RAZR M」に搭載されている独自機能「スマートアクション」を紹介してきた。あらかじめ設定しておいた条件を満たしたときに、端末の設定などを自動で変更できる機能となっていて、意識せずにバッテリーの節約などを図ることが可能だ。また、就寝時にマナーモードに自動で切り替えるなどの設定も行える。

条件となる「トリガー」、自動で行う動作の「アクション」をそれぞれ選択するというわかりやすい設定が特徴だが、用意されているサンプルを使えば、さらに簡単に設定することが可能。スマートフォンにあまり詳しくない人や、面倒な設定が嫌いという人でも、MOTOROLA RAZR Mのスマートアクションを活用すれば、日々快適にスマートフォンを利用できるはずだ。

(記事提供: AndroWire編集部)