サンプルを選んでカスタマイズするだけで簡単設定
さらに、あらかじめ用意されている「ドライブ」や「スリープ」、「会議」や「低バッテリーセーバー」などのサンプルを選択すれば、少しのカスタマイズを行うだけで手軽に設定が可能だ。もちろん、トリガーとアクションを最初から選択して、独自の設定を行うこともできる。
たとえば、「スリープ」は、就寝している時間帯に自動でマナーモードに切り替えて、着信音で就寝を妨げられないようにできる設定だ。時間帯や曜日、位置情報をトリガーとして選択し、マナーモードへの切り替えを行うアクションを選択すればよい。さらに、特定の連絡先からの着信の場合は、着信音を鳴らすといった設定も行うことが可能。
また、「低バッテリー セーバー」は、バッテリーの低下時に無駄なバッテリー消費を抑えて、通話ができなくなる事態を防ぐ設定だ。バッテリー残量が指定した数値を下回ったときに、自動で画面の明るさを低く抑えたり、GPSやWi-Fi、バックグラウンド同期などをオフにするアクションを行い、バッテリーの無駄な消費を抑えることができる。
そのほかにも、カレンダーの予定の埋まり具合やヘッドホンの接続などをトリガーとして用いたり、アクションとして特定のアプリを自動で起動したり、SMSに自動返信することなどが可能だ。登録した設定は、「マイSMARTACTIONS」に一覧表示され、現在の動作状況を確認できるほか、自動化を一時的にオフにすることも可能だ。
さらに、端末を使っていくことで、自分に合った設定を提案する機能も備えている。スマートアクションの活用により、MOTOROLA RAZR Mをより快適に使うことができるだろう。
* * *
ソフトバンクモバイルから販売されているMotorola製スマートフォン「MOTOROLA RAZR M」に搭載されている独自機能「スマートアクション」を紹介してきた。あらかじめ設定しておいた条件を満たしたときに、端末の設定などを自動で変更できる機能となっていて、意識せずにバッテリーの節約などを図ることが可能だ。また、就寝時にマナーモードに自動で切り替えるなどの設定も行える。
条件となる「トリガー」、自動で行う動作の「アクション」をそれぞれ選択するというわかりやすい設定が特徴だが、用意されているサンプルを使えば、さらに簡単に設定することが可能。スマートフォンにあまり詳しくない人や、面倒な設定が嫌いという人でも、MOTOROLA RAZR Mのスマートアクションを活用すれば、日々快適にスマートフォンを利用できるはずだ。
関連記事
・【レビュー】下り最大76MbpsのSoftBank 4Gの実力は? Motorola製スマートフォン「MOTOROLA RAZR M 201M」の通信機能を試す (2012年12月12日)
・【レビュー】SoftBank 4G対応スマホ「MOTOROLA RAZR M 201M」のおサイフケータイ機能を試す (2012年11月22日)