OSにはAndroid 4.1.1を搭載し、HTCが提供するUIも「HTC Sense 4+」に進化した。プロセッサにはクアルコム製の1.5GHzクアッドコアCPU「APQ8064」を採用。ROMは約16GB / RAMは約2GB。外部メモリとしてmicro SDHC(最大32GB)に対応する。内蔵ストレージと合わせて50GB近い容量が利用できるというのは、心強い。

micro SDカードスロット、SIMスロットは端末上端に搭載している

画面解像度が高い(440ppi)のも、本端末の特長。「印刷物に匹敵する」というフレコミの通り、非常に美しい画質で写真を表示できた。静止画像 / 動画コンテンツともども、これから大いに楽しめそうだ。

サンプルとして、旅先で撮った写真を表示してみた(拡大画像はこちら)

通信面では、受信最大75Mpsの超高速通信サービス「4G LTE」をサポートする。また、3GはWIN HIGH SPEED(下り最大9.2Mbps / 上り最大5.5Mbps)に対応している。4G LTEのサービスエリアの広さ、およびどのくらいダウンロード速度が出せるのかについては、追々調べていきたいと思う。ちなみに都内の自宅で4G LTEの速度を調べたところ、35Mbpsを超える実測値を記録した。そのほかWi-Fi対応機器を最大8台まで接続できる「Wi-Fiテザリング」も利用可能となっている。

HTC J butterflyには「ひとめ惚れの予感です。」というキャッチがつけられているが、少し触ってみて、思わずなるほどと納得してしまった。洗練されたボディの美しさと、表示される画質の美しさ、HTC Sense 4+による滑らかで快適な動作。筆者がHTC J butterflyを触ってみて抱いた印象も、間違いなく"惚れてしまう"という類のものだった。

スクリーンショットを紹介

紙面の都合もあるので、ここからは特徴的なスクリーンショットを抜粋して紹介していく。

ホーム画面とドロワーの様子

Beats Audioの技術により、高音質で音楽を楽しむことが可能

ホーム画面には写真を気軽に楽しめるギャラリーアプリのウィジェットがあらかじめ貼られている(写真左、中)

連絡先などのデータは、Bluetoothにより転送することが可能(写真左)。モバイルのデータ使用量は制限を設定することができる(写真中)。ルーター名は任意で変更可能(写真右)

通知領域の様子(写真左)。バッテリ容量は2020mAhで、最大待受時間は360時間となっている(写真中)

(記事提供: AndroWire編集部)