NFC搭載スマートフォンに対応
本製品ではNFCを搭載するスマートフォンや、一部のおサイフケータイ対応スマートフォンで簡単に接続できる「ワンタッチ接続」が利用できる。これは対応デバイスをSRS-BTM8にタッチするだけでSRS-BTM8の電源がONになり、Bluetooth接続が完了するというものだ。
Bluetooth接続の切断も同じく、タッチするだけで完了する。SRS-BTM8の電源は一定時間が経過すると自動でOFFになる仕様。これにより利用の都度、電源スイッチをON/OFFする手間が省ける。本製品では、4台までの機器をペアリング可能なマルチペアリングに対応する。また音楽再生機器(A2DPプロファイル)と通話機器(HFPまたはHSPプロファイル)には、それぞれ1台ずつ同時接続可能。NFCを搭載した別のスピーカーやヘッドセットと併用する場合も、ワンタッチで接続を切り替えて使えるので利便性が高い。
SRS-BTM8で実際に音楽を再生してみると、音の迫力を実感できた。これはサイズの小さなスピーカーでは決して実現できないことで、本製品ならではの魅力と言えるだろう。また音質の良さも魅力的。鳴りが柔らかく、長時間聴いていても耳が疲れることがない印象だ。
なお、手持ちのBluetooth Ver.2.1+EDR搭載スマートフォン(NFC非対応)でもオーソドックスなペアリング方法により接続を完了できた。Bluetooth Ver.3.0およびNFCに対応する本製品ではあるが、Bluetoothの下位互換性などにより、幅広い音楽プレイヤーでの利用が期待できそうだ。また既述の通り、別売のオーディオ接続コードを使えば、オーディオ出力に対応した再生機器全般での利用が可能になる。このように、手持ちのデバイスが最新モデルでなくても利用できる可能性は大きい。気になった人は、家電量販店などでチェックすることをおすすめする。
(記事提供: AndroWire編集部)