Windows 8の有用性を左右する、と述べても過言ではないWindowsストアアプリの存在。世界中の開発者が新しいマーケットとして着目すると同時に、エンドユーザーとしては、Windows 8を便利にするWindowsストアアプリはどれか、と注目していることだろう。そこで国内外を問わず、利便性の高いWindowsストアアプリをピックアップし、紹介していく。今回はWeb検索サイトのオフィシャルアプリとなる「Google Search」「Yahoo! JAPAN」を紹介しよう。




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Windowsストアアプリの検索環境とは

Windows 8には自社検索サイトである「Bing」のWindowsストアアプリを用意している。Webサイト版「Bing」と同じく日替わりの写真を楽しめるアプリケーションだが、Webサイト版と異なり動画などは再生されない。ちょうど本稿を執筆しているときは、ハワイのキラウエア火山の写真が掲載されていたが、Windowsストアアプリ版は静止画にとどまり、静かに立ち上る噴煙を目にすることができないのは残念だ。機能的な差はないものの、地図やニュースといったコンテンツは、それぞれ対応するWindowsストアアプリが存在するため、本アプリケーションは検索に特化。なお、最近のアップデートにより、日替わり写真をWindows 8のロック画面に使用するボタンがアプリバーに追加されている。以前本誌でレビュー記事を寄稿した「Bing Desktop」のように、美しい画像をWindows 8で楽しめるのはとても便利な機能だ(図01~04)。

図01 Windowsストアアプリ版の「Bing」。Webサイトと同じく特定箇所をクリックすると、写真の説明が現れる

図02 最近のバージョンではアプリバーに<ロック画面として設定>ボタンが用意され、文字どおりWindows 8のロック画面に本日の写真を使用できる

図03 テキストボックスにキーワードを入力すると、検索候補が一覧として現れる

図04 検索結果はタイル風に並べられ、任意の検索結果をクリックするとWindowsストアアプリ版Internet Explorer 10が起動する

さて、検索サイトといえば、「Bing」よりも「Google」や「Yahoo! JAPAN」の方が使用者も多いというのが現状だろう。そこで各検索サイトのWindowsストアアプリがないのかと探してみると、オフィシャルなものから個人が作成したアンオフィシャルなものまで盛り沢山。そこで先に述べた二つの検索サイトが提供するオフィシャルなWindowsストアアプリを紹介してみよう。