省電力設定なら外出中も安心
ベンチマークテストによる性能評価も実施した。試用機の基本スペックは、CPUがIntel Core i7-3517U(1.9GHz/ターボ・ブースト時3.0GHz/2コア/4スレッド)、チップセットがMobile Intel QS77 Express、メモリが8GB(8GB×1)、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)。各ベンチマークテストの結果は以下のとおり。
■Windows エクスペリエンス インデックス | |
プロセッサ | 7.1 |
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メモリ | 7.2 |
グラフィックス | 4.6 |
ゲーム用グラフィックス | 6.2 |
プライマリハードディスク | 7.7 |
■PCMark 7 | |
PCMark score | 4582 |
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統合グラフィックスであるため、グラフィックスのスコアは低めに出ている。ただし実際に使っていると、動画などコンテンツの表示に違和感があるということもないので、ハイエンドのゲームをするのでなければ問題ないだろう。そのほかのスコアは、ハイスペックを反映して、プロセッサやメモリ、ストレージとどれも非常に高い。
ストレージの速度も計測した。評価機の場合、シーケンシャル、ランダムともにまずまずの速度となっている。
バッテリについては「FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3」を「LOW」モードでループさせる耐久テストを行った。電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で、3時間42分28秒利用することができた。省電力な設定にすれば、かなり長持ちするはずだ。
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