サムスン電子ジャパンは11月8日、都内で「GALAXY Note II WORLD TOUR 2012 TOKYO」を開催した。サムスン電子ジャパン代表取締役のチョウ・ホンシク氏が登壇し同端末の先進性をアピールしたほか、モデルの押切もえさんがゲストとして招かれ、オススメの機能を紹介した。GALAXY Note IIは11月9日よりドコモショップで予約の受付を開始し、16日から発売が開始される。
本イベントは、GALAXY Note IIをアピールする大規模な発表会。サムスン電子が世界各国で開催している。発表会の冒頭、サムスン電子ジャパン代表取締役のチョウ氏が登壇し、挨拶を行った。GALAXY Note IIは現在、世界中で反響を呼んでおり、リリース後はじめの2カ月で販売台数が300万台を突破したという。チョウ氏は「これは前機種GALAXY Noteの同期比3倍の販売台数です」と強調した。
続いて、サムスン電子ジャパン 専務の石井圭介氏が登壇。同端末の新機能について紹介した。MCはフリーアナウンサーの山中秀樹氏が勤めた。石井氏は「GALAXY Note IIは、既存のスマートフォンという枠組みでは語り尽くせない、大きな進化を伴った製品です。モバイル性がありながら、大画面とSペンによるタブレットの自由さも合わせ持っています」と挨拶した。
GALAXY Note IIはスペックや機能など、前機種から進化した点も多い。Sペンも例外ではなく、前機種に比べてより使いやすくなっているという。開発の中心となったのは、日本メーカーのワコム。説明会には同社CEOの山田正彦氏が招かれ、挨拶を行った。続いて、大画面の良さが活きるアプリ「フリップボード」を運営するフリップボード 副社長のエリック・アレクサンダー氏が登壇。同アプリではニュースサイト、ブログ、動画サイト、SNSなどを同一のUIで閲覧できるようになっている。アレクサンダー氏によれば、日本市場向けGALAXY Note IIには、あらかじめ日本のニュースサイトを登録したフリップボードアプリがプリインストールされるという。
押切もえさんが新機能を紹介
この後、モデルの押切もえさんが登場。トークショーを交えながら注目の機能であるポップアップノート、Sペンジェスチャー、Air View、Best Faceなどについて紹介していった。
ポップアップノートは、ペンを抜いたり簡単なアクションでメモが起動する機能。ポップアップでメモが開くので、ギャラリーやカレンダー、ブラウザなど他のアプリと併用できる。MCが「ふたつの操作を同時にできるって、こんなに便利なんだと思いました」と話すと、押切さんも大きくうなずいていた。
Air Viewは、ペン先を画面に近づけるだけでフォルダの中身やEメールの本文、スケジュールの内容が表示されるというもの。石井氏は「目的のメールを探すときに、いちいち開いて閉じてを繰り返しながら探す手間がなくなります」。押切さんは「動画の視聴中に使えば、探したい場面がすぐにみつかります」とアピールした。