続いてバッテリー。持った感じ、そこそこの重さがある。力を入れればしなる。4,440mAhのバッテリーの重さのほどは……?
結果は約80gとここまでで一番の重量があることがわかった。
ちなみに、初代iPadのバッテリーも計測してみたが、こちらは125gとやはり重い!
残るは、アルミの筐体だ。アルミは計量だとはいえ、これはかなりの重量を占めそうだが……。
結果は約60g。バッテリーに届かず。
よって、バッテリーがiPad miniのなかで最も大きな重量を占めることがわかった。このほかイヤホンジャックなども単体で計測したが、今回は計測不能に。したがって、iPad miniの重量308gから計測できた部品の合計を引くしかない。
計測できた部品の合計は約255gなので、残り50g強がネジ、Wi-Fiケーブル、接着剤などとなる。
さて、上記の結果をまとめてみよう。すると以下のような円グラフになる。
円グラフを見ると改めてバッテリー、液晶パネル、筐体、ガラスパネルだけでiPad miniの重量の多くを占めていることがわかるはずだ。こうやって見ると、"iPhone Big"が登場するまで、将来の筐体はカーボンになって……とか、より薄く軽量にするためにチタンを使って……、いや現行のリチウムイオン電池よりも軽量でもっといいものがあるとかいろいろと空想できてしまうわけである。まあ、この話、前提としてiPhone Big待望論に賛成いただける方限定になるわけだが……。