安くFXマシンを作りたい人向け
先週発売が開始されたAMDの新コア採用FXシリーズ「Vishera」であるが、最上位モデル「FX-8350」に引き続き、今週はローエンドの「FX-4300」が新登場。動作クロックは定格3.8GHz/ブースト4.0GHzで、コア数は4個となるが、価格は11,000円前後と安く、低コストでVisheraマシンを組むにはいいだろう。
旧コアの4100番台に比べ、動作クロックは向上していないものの、TDPが95Wと省電力になっているのは高ポイント。ただ、同じくらいの価格でもAシリーズならGPUまで内蔵しているわけで、どうしてもSocket AM3+のマザーボードを使う必要性でもない限り、積極的に勧める理由はなさそう。
1万円以下のA85Xマザーボード
ASRockから、ミドルクラスのSocket FM2向けマザーボードが2モデル登場。ともにA85Xチップセットを搭載する製品で、価格はATXモデルの「FM2A85X Extreme4」が10,000円前後、マイクロATXモデルの「FM2A85X Extreme4-M」が9,000円前後。
同じ"Extreme4"モデルということもあり、両モデルとも、機能はほぼ共通。PCI Express x16スロットを2つ備え、CrossFireXに対応(Extreme4のみVirtu MVPもサポート)。SATA3.0は7ポート搭載する。A85X搭載マザーボードながら比較的安価で、コストパフォーマンスの高さが魅力となりそうだ。
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