さて、データの引継ぎにはもう一つ、iCloudを使った方法がある。こちらはPCを使わずにデータ移行できるが、そのかわりに何倍も時間がかかるので、どうしてもPCを使えないときに試してみてほしい。
手順は、まず古いiPadをWi-Fi経由でインターネットに接続し、「設定」から「iCloud」を選択してタップ、さらに「ストレージとバックアップ」から「iCloudバックアップ」をオンにする。そうすると、「今すぐバックアップを作成」というメニューが表示されるので、これをタップしてバックアップを行うのだ。かなり時間がかかるので、できればこの作業は先にやっておきたいところだ。
バックアップが終了したら、今度はiPad miniを起動する。手順は先ほどと同じだ。各項目を入力し、先へと進めていく。途中でWi-Fi接続について聞かれるので、ここできちんと接続しておこう。Wi-FiにつながないとiCloudを経由した復元が行えないからだ。
そして最後に、先ほどと同じ3択が登場する。
- 新しいiPadとして設定
- iCloudバックアップで復元
- iTunesバックアップから復元
今回は「iCloudバックアップで復元」を選択する。かなり時間がかかるが、あとは放置しておけばバックアップは完了するはずだ。