テレビも対応、新しい自由の実現
マルチデバイスの強化として、テレビへの対応も図る。Androidを搭載したセットトップボックス(STB)の「Smart TV Box」をCATV事業者向けに提供。CATV事業者が契約者に対してレンタルするなどして、既存のテレビをスマートTV化することができる。
auスマートパスやGoogle Playのアプリがそのまま利用できるほか、テレビの多チャンネル放送、YouTubeやニコニコ動画などのオンライン動画サービスが視聴できるようになる。
もちろん、うたパス、ビデオパスといった「パス」のサービスも対応し、スマートフォン、タブレット、テレビというマルチデバイスで利用可能になる。
田中社長は、例えばビデオパスでは「(ラインナップの)数ではない。みんなが興味のある新作を、DVDレンタルと同時期に出していく。新作は月1本無料で見られる」という点をアピール。LTEのネットワークと同様に「品質重視を訴求したい」(同)考えだ。
こうしたスマートパスポート構想について、田中社長は「全部あわせてauの世界観、新しい自由を実現したい」とアピールしている。
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