Macを使っているなら一度はKeynoteを使ってみたい

PowerPointとKeynoteは、前回のExcelとNumbersほど大きな差はない。どちらがいいかと聞かれると、正直甲乙付けがたいところだ。

機能が同水準ならば、素直にPowerPointを使えばいいじゃないか……というのはもちろんひとつの考え方だ。Windows版PowerPointとのデータ互換性が高いため、Macでデータを作成してWindowsでプレゼンを行なうというのもスムーズにいくだろう。プレゼン作成の作業も、まったく同じではないにしてもWindows版と共通するところは多いので、WindowsのPowerPointに慣れている人ならMac版にも馴染むのは早いはずだ。

しかしアニメーションの効果や画像や文字の綺麗さなど、細かなところでやはりKeynoteにはこだわりが感じられる。それはつまり、「美しいプレゼン」を行いたいという故Jobs氏の想いの現われなのかもしれない。そういう意味では、Macを使っているなら、やはりKeynoteには一度触れておきたいところだ。アップルのソフトのよいところはMac App Storeからダウンロードしてすぐに使える点にもある。価格も2,300円とさほど高くはないので、気になったらダウンロードして使ってみてほしい。Jobs氏ほどとはいかなくても、印象的なプレゼンを行なうスタートになるかもしれない。