今回レビューしたマシンの構成は、「G-Master Cutlass-ITX」としてBTOで選択できる最高スペックのものではない。例えばメモリは16GBまで選択可能だが、標準の8GBのまま。HDDも2TBまで選択できる中、標準の500GB。SSDはキャッシュ用ではなく、システムドライブとして増設することもできる。起動・終了やゲーム中のデータアクセス等の速度にこだわりたいならばSSDを増設してOSをインストールすることもできる。
OSなしで、最低限起動して利用可能な状態での最小構成価格は50,230円。ここからさらにメモリやHDDなどは手持ちのパーツを利用するという形で値段を抑えることも可能だ。
一方、CPUはIntel Core i7-3770K、メモリは16GB、ストレージは2TBのHDDに64GBのSSDキャッシュと480GBのSSD、光学ドライブはブルーレイディスクドライブ、グラフィックスカードがGeForc GTX680 2GB(ELSA製)。OSはWindows 7 Ultimateと最も高額になる構成の価格は26,9810円だ。最小構成と比べると高額に見えるが、構成から考えるとお手頃価格といえるだろう。ちなみに、試用機の構成では13,5030円になる。
Officeソフトやセキュリティソフトを入れたり、ゲームコントローラーやゲーミングキーボード、ディスプレイなどの周辺機器を同時購入することもできる。手持ちのパーツを使い回したい上級者から、初めてゲーミングPCを手に入れるユーザーにまで、誰にでも魅力的な構成ができるのがよい。ぜひ自分だけの1台をオーダーして欲しい。
G-Master Cutlass-ITX | |
Intel Core i7-3770(3.40GHz) | |
Intel Z77 Express | |
PC3-12800 8GB | |
キャッシュ用64GB SSD+500GB SATA HDD | |
DVDスーパーマルチドライブ | |
NVIDIA GeForce GTX660Ti 2GB | |
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN(アダプタ使用) | |
USB 3.0×6、USB 2.0×2、eSATA×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1、オーディオポート | |
W250×D259×H404mm | |
Windows 7 Home Premium SP1(64bit版) | |
135,030円 |