LAMDコントローラ採用の新型SSD

Corsairから、新コントローラを採用したSSD新シリーズ「Neutron GTX」「Neutron」が登場した。データ容量は120GBと240GBで、インタフェースはSATA3.0。2.5インチサイズの本体に、3.5インチ用のマウンタも付属する。

Corsairから第4世代のSSDが登場。取材時は未入荷だったが、すでに発売が開始

搭載コントローラはLinkAMedia製。今後、採用が増えるかどうか注目だ

搭載コントローラは、両シリーズともにLinkAMedia(LAMD)製の「LM87800」。ランダムアクセスが最高9万IOPS、シーケンシャルアクセスが最高550MB/秒という高性能なコントローラで、同社独自の「eBoost」技術によるエラー訂正機能やNAND管理機能を搭載、高い信頼性と耐久性を実現している。保証期間も5年と長い。

上位モデルの「Neutron GTX」。両モデルとも7mm厚だ

こちらはスタンダードモデルの「Neutron」

Neutron GTXは東芝製の24nm Toggle NANDフラッシュを採用

スタンダードのNeutronは、Micron製のNANDフラッシュを採用

両シリーズの大きな違いはフラッシュメモリで、NeutronはMicron製、Neutron GTXは東芝製を採用する。両シリーズともランダムアクセス性能は高いが、シーケンシャルライトで開きが出ている。各モデルのスペックと価格は以下の通りだ。

モデル Neutron GTX Neutron
データ容量 120GB 240GB 120GB 240GB
シーケンシャルリード 555MB/秒 555MB/秒 555MB/秒 555MB/秒
シーケンシャルライト 330MB/秒 511MB/秒 211MB/秒 370MB/秒
ランダムライト 80000IOPS 85000IOPS 85000IOPS 85000IOPS
価格 14000円前後 25000円前後 10000円前後 20000円前後

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