ドコモが2012年夏モデルとして発表したオプティマス・シリーズの最新モデル「Optimus Vu L-06D(オプティマス ビュー)」。5インチの大画面と、4:3というスマートフォンとしては珍しい画面比率で話題を呼んでいる。今回、その現物を手に入れることができたので、さっそく使い心地などをレビューしていくことにしよう。
……と気合を入れたはいいものの、さてこいつをいったいどう使ったものか。普通に電話したりメールしたりという用途で使うなら、何もオプティマス ビューでなくてもいいわけだし。
そもそもこのオプティマス ビュー、どう考えても電話しやすい大きさとは思えない。5インチというのは想像以上の大きさで、片手で握りこむように持つのはかなり難しい。筆者はそれほど手の大きい方ではないが、女性はさらに小さいだろうから、片手での操作は現実的ではないだろう。筆者はよくスマートフォンをズボンのポケットにねじこんで出かけるが、この大きさではそれも厳しい。
黒いボディとこの大きさ……何かに似ている。
ああそうか、板チョコだ。並べてみると比率こそ違えど面積は似たようなものだ。こうして見るとやっぱりオプティマス ビューって大きい。
いちおう電話としても使ってみたのだが、普通のスマートフォン感覚で耳に当てるとこうなる。
……何ともいえないシュールさただよう図である。もちろんスマートフォンなのだから電話として使って何ら問題はないのだが、単に電話したいだけなら画面の小さい通常のスマートフォンを使えばいいのだ。
オプティマス ビューを使うなら、やっぱり5インチという画面サイズを最大限活かすべきなのである。
ということで今回は、日常生活でオプティマス ビューの5インチ画面をどう活かせるか、考えてみることにした。