フーターズ(HOOTERS)というレストランをご存じだろうか。1983年に米国フロリダで生まれたカジュアルレストランで、現在は世界に約450店舗を展開している。2010年10月、日本国内初めての店舗となる東京店が赤坂見附にオープンしており、今年6月には2店舗目となる銀座店が銀座ナイン1号館にオープンした。
ならばグルメ記者としてはこれを取材しない手はないだろう。そう、崇高なるジャーナリズムの精神に基づいて――。
……というのはもちろん建前で、本音としてはうわさの「フーターズ・ガール」を見てみたい! というのが最大の目的であった。いや、だって、皆さんもフーターズを取材した記事に一番期待するのってそこでしょう? 素直になりなよ!
てなわけで銀座店へと足を運んだ筆者。
どこを向いてもオレンジ色の店内
フーターズ銀座店は新橋駅、または銀座駅から歩いてすぐのところに位置している。取材はなるべくお客さんが少ない時間帯を選び、14時頃に伺った。これが夜になると、銀座店はもちろん赤坂見附にある東京店の方も行列ができるというからすごい。
お店の中に入ってまず思ったのは「広い!」ということ。外観からだとわからなかったが、何となくこぢんまりした雰囲気を想像していたため、その広さに驚いてしまった。それほど天井が高いわけではないのだが、開放感も抜群だ。おそらく店舗内に仕切りがないことと、壁面いっぱいの窓ガラスから外が見えるのがその原因だろう。
なるほど、これだけ広さがあれば、夜はさながらクラブのような雰囲気で盛り上がれるに違いない。もしかしたら日本展開する上で小さめの店舗にするという選択肢もあったのかもしれないけど、やっぱり広い方が米国らしいダイナミックさを演出できそうだ。 ではお店の内観を紹介する前に、皆さんがまだかまだかとモニター越しに待っている「フーターズ・ガール」をご紹介しよう。