本体の性能だが、CPUは第3世代のIntel Core i7-3517U(1.9GHz)、メモリは4GB、ストレージは約256GB SSDを搭載する。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000。Windows エクスペリエンス インデックスをチェックしてみると、プロセッサで7.1、プライマリハードディスクで7.9となるなど、ハイパフォーマンスが伺える。

Windowsエクスペリエンスインデックス

グラフィックスは4.9とほかの数値と比べて少し見劣りするが、よほど高解像の映像や負荷の高い3Dゲームなどをプレイしない限りは特に問題ないだろう。

PCMark Vantage 64bitと3DMark06のスコアは以下の通り。低電圧CPUを搭載していながら、どちらもなかなか良好な結果を示している。特に「PCMark Vantage」の「HDD Score」が高い。「LaVie Z」に搭載されているSSDはSATA 3.0に対応しており、ストレージのパフォーマンスが全体のパフォーマンスにも影響しているようだ。

■ PCMark Vantage
PCMark Score 11826
Memories Score 6904
TV and Movies Score 4940
Gaming Score 7880
Music Score 14574
Communications Score 12821
Productivity Score 15633
HDD Score 37125
■ 3DMark06
3DMark Score 3735
SM2.0 Score 1216
HDR/SM3.0 Score 1501
CPU Score 3451

バッテリ駆動時間はスペック上の公称値が約8.1時間。BBench(海人氏作)を用いたテストでは、Windows 7の電源プランは「バランス」、10秒ごとのキー入力設定で6時間40分ほどの駆動時間だった。公称値を割り込んだが、これだけの駆動時間ならば半日程度の外出でも不安なく利用できそうだ。

もし外出時間が長くなってバッテリ残量が少なくなっても、1時間で約80%まで充電が行える急速充電機能を搭載しているので、電源利用が可能なカフェなどで休憩もかねて充電することもできるだろう。

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