ディスプレイは13.3型で解像度は1,600×900ドットと、現在ノートPCの主力となっている1,366×768ドットよりも高解像度となっている。
ディスプレイに表示できる情報が多ければ多いほど、PCを用いた作業の効率は高くなる。もちろん文字の大きさなど、好みの部分もあるが、PCを普段から良く使うユーザーほど、高解像度の恩恵はあるはずだ。
液晶は光沢(グレア)タイプで、映り込みはないとはいえないが、よほど照明との位置関係が悪くなければ、ディスプレイの角度を調節することで、実際の作業には特に問題がないと感じる。
キーボードはアイソレーションタイプの85キー。一般的な配列となっているが、Ctrlキーの位置が気になる。キーピッチは18mmで窮屈さは感じられない。キーストロークは1.2mmと、やはりこれまでの薄型ノートPCと同様に浅めとなっている。押下圧も軽めだ。普段から薄型ノートを利用しているユーザーであれば、すぐに慣れるだろう。
タッチパッドは、これもUltrabookでは一般的なボタン一体型のもの。マルチタッチ/ジェスター機能に対応する。試用機ではパッド周辺部に若干たわみがあったが、製品版では改善している可能性もある。
インタフェース類は、軽量・薄型化を実現するためか、ある程度割り切った構成となっている。ネットワーク機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0のみで有線LANは搭載されていない。そのほか外部インタフェースとして、USB 3.0×1、USB 2.0×1(電源オフ時USB充電機能付き)、HDMI出力、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×1、メモリーカードスロット(SDHC、SDXC対応)、約92万画素WEBカメラを搭載する。
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