Ivy世代のXeon E3が使えるMini-ITX

Intelからは、Mini-ITXマザーボードの新モデル「S1200KPR」が発売に。この製品、ちょっと変わっているのは、C206チップセットを搭載していて、サーバー向けであること。ソケットはLGA1155で、Ivy Bridge世代のCore i7/i5/i3やXeon E3が利用できる(TDPが95WまでのCPU)。PC DIY SHOP FreeTでの価格は14,780円だ。

サーバー向けというMini-ITXマザーボード「S1200KPR」

バックパネルのインタフェースは極めてシンプル

メモリはDDR3-1066/1333が2スロット(Unbufferedが利用可能)、拡張スロットはPCI Express x16が1スロット。サーバー向けの製品ということで、インタフェースはシンプルな構成となっており、バックパネルには、USB2.0×4、LAN(GbE)×2、DVI端子があるのみ。USB3.0にも非対応だ。

シリアルポート搭載のIvy対応ベア

Shuttleの「XH61V」は、Ivy Bridge対応のコンパクトなベアボーン。搭載チップセットはH61で、LGA1155のCPUが利用できる。大きさは3リットルサイズ。オプションのアダプタ「PV02」(別売)を使えば、VESAマウントによりディスプレイ一体型PCを構築することも可能だ。価格は17,000円前後。

Shuttleの「XH61V」。大きさは200(W)×242(D)×73(H)mmと非常にコンパクト

最近では珍しいが、なぜかシリアルポートが2つ搭載されている

スリムタイプの光学ドライブと、2.5インチのHDD/SSDが搭載可能。電源は90WのACアダプタが付属しており、CPUはTDP 65Wまでの対応となるが、ヒートパイプのCPUクーラーが採用されており、高い静音性を実現している。バックパネルには、HDMI、DVI、USB3.0×2ポート、デュアルLANなどのほか、シリアルポートも2つ用意されている。