ディズニー最新作やダークナイト続編も公開!

 21日(土)には、話題のアニメ作品が複数登場。なかでも注目なのが、ディズニーとピクサーによるダークファンタジー『メリダとおそろしの森』だ。呪いにかけられた王国を救うために立ち上がる王女メリダの活躍と運命を描いた作品。ピクサー制作作品としては初めて女性キャラが主人公を務めるのもポイント。他のピクサー作品同様クオリティーは非常に高く、大人から子供まで誰でも楽しめる。彼女を誘って観に行くのにもぴったりだ。

 同じく21日に初日を迎えるのが、『サマーウォーズ』の細田守監督の新作アニメ『おおかみこどもの雨と雪』。『八月の蝉』の奥寺佐渡子が脚本を担当するほか、大沢たかおや宮崎あおいが声優を務めるのも話題。このほか、昆虫型エイリアンと人類の戦いを描いた人気SFシリーズ最新作『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』も登場。監督を務めるのは『APPLESEED』の荒牧伸志で、前作までと異なりCGアニメとして制作されているのも見どころ。

 実写映画としては、イタリアの名匠とフランスの名優がタッグを組んだ『ローマ法王の休日』、リュック・ベッソン監督がビルマ民主化運動のリーダーとしてノーベル平和賞を受賞したアウン・サン・スー・チーの半生を描いた『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』、6時間以上に及ぶ長尺で家族のあり方を描ききったイタリアの大河ドラマ『ジョルダーニ家の人々』、イタリアの宝石と呼ばれる美女モニカ・ベルッチが画家の妻に扮する『灼熱の肌』、ブラジルの日系移民を演じた伊原剛志が国際映画祭で主演男優賞を受賞したブラジル映画『汚れた心』などにも注目したい。いずれも21日公開だ。

 28日(土)には、いよいよクリストファー・ノーラン版バットマンシリーズ3部作の完結編『ダークナイト ライジング』がスクリーンに登場する。今回は適役のベインやキャットウーマンなどのキャラクターも登場し、全世界を熱狂に巻き込んだ前作『ダークナイト』よりさらにパワーアップしているとのこと。公開に先立つ7月25日(月)には、東京国際フォーラムにおいてジャパンプレミアムも開催され、ノーラン監督とキャットウーマン役のアン・ハサウェイ、巡査役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットらが来日して登場する予定。イケメン男優陣の競演やアン・ハサウェイのコスプレなど、女性にとっても男性にとっても見どころは盛りだくさんなので、デートムービーとしてもぜひ注目を!

 このほか、28日には関ジャニ∞がコンサートで披露してきた戦隊ものパロディーを堤幸彦監督が劇場映画化した『エイトレンジャー』や、震災後の気仙沼を舞台に姉妹の愛憎劇を描いた『ギリギリの女たち』、ナルトの出生の秘密などにも触れられた人気劇場版アニメシリーズ第9弾『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』、エマ・ロバーツをはじめとするフレッシュな美女たちが強盗団と対決する『4.3.2.1』なども初日を迎える。

 ということで7月公開の映画をまるっとご紹介したが、いかがだっただろうか。気になる作品があった方は、ぜひ大切な人を誘って映画館で一緒に楽しんでみてほしい。

写真は『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』[(C)2012 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All rights reserved.]