文字入力アプリには、サムスンの「Samsung日本語キーパッド」とともに、手書き文字入力アプリの「mazec」を搭載。キーボード左上のボタンをワンタッチするだけで、サムスンのキーボードとmazecを切り替えて利用できるようになっている。大画面なので、mazecの入力エリアでの手書きもしやすいだろう。
ドコモの「docomo Pallete UI」をホームアプリとして標準搭載 |
ランチャー画面なども従来のdocomo Pallete UIと似ている |
サムスンのホームアプリ「TouchWiz home」も利用できる |
ホームアプリは設定画面などから簡単に切り替えが可能 |
手書き文字入力アプリの「mazec」を標準搭載しており、手書き入力が可能 |
付属するメモアプリの「7 notes」では、手書きで書き込んだ文字をあとからテキストに変換することが可能 |
「Motion UX」「Pop Up Play」など、便利機能が充実
ほかにも、さまざまな便利な機能を搭載する。端末を傾けたりする動作でアプリや機能を操作できる「Motion UX」が進化。電話帳を開いているときなどに端末を耳にあてると自動発信したり、端末の頭頂部をダブルタップすることで、電話帳やEメールのリストを最上部までスクロールすることができる。
また、動画プレイヤーでの再生時に、動画を画面の右上に小さく表示しながら、ほかのアプリを操作できる「Pop Up Play」や、フロントカメラで目の動きを認識して、画面を見つめているときは点灯を続け、視線を外すと消灯する「Smart Stay」といった機能も利用できる。もちろん、Android 4.0の注目機能である「Face Unlock」で顔認識によるロック解除も可能だ。
独自アプリとしては、タブレットなどの他の端末と無線で接続して写真やファイルなどのコンテンツを共有できる「AllShare Play」や、おすすめのアプリやコンテンツを紹介する「S Suggest」のほか、スケジューラーの「Sプランナー」、手書きメモアプリの「Sメモ」、チャットアプリの「ChatON」などをプリインストールする。
動画を画面の右上に小さく表示しながら、ほかのアプリを操作できる「Pop Up Play」などの便利機能を搭載 |
「Google Playストア」からアプリのダウンロードや購入が可能 |
地図アプリの「Googleマップ」も標準搭載している |
データ通信量をグラフで確認したり、通信量に制限を設けることも可能 |
他の端末と無線で接続して写真やファイルなどのコンテンツを共有できる「AllShare Play」 |
おすすめのアプリやコンテンツをサムスンが紹介する「S Suggest」 |
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GALAXY S IIIは、約4.8インチの大画面で迫力ある動画や写真を楽しめながら、厚さは約9mmと薄く、持ちやすい1台となっている。ワンセグやおサイフケータイなど日本の携帯電話でおなじみの機能、spモードメールやdメニュー、dマーケットなどのドコモのサービスも利用可能だ。
カメラ機能では、ロック画面からすぐに撮影に移れる高速起動が魅力。文字入力ではサムスンのキーボードに加えて、手書き入力アプリの「mazec」を標準搭載する点がうれしいところ。また、端末を動かして操作する「Motion UX」といったユニークな機能を搭載する点もポイントだ。搭載機能の詳細はGALAXY S IIIの製品ページでも確認可能。また、サムスンモバイルジャパン公式Facebookでは、GALAXYシリーズの最新情報をチェックできる。本稿とあわせて確認いただきたい。
従来のGALAXYシリーズのファンはもちろん、初めてスマートフォンに乗り換えるという人でも安心して使える端末に仕上がっている。ぜひ店頭などで使用感などを試してほしい。