ALIENWARE M18xのディスプレイは、18.4型というノートPCとしては最大級のパネルサイズを実現している。解像度は1,920×1,080ドットで、フルHDコンテンツの鑑賞も快適に楽しめる。一般的なノートPCの液晶は、視野角が狭くて斜めから見ると色が大きく変わることがあるが、本機の液晶はそうした色の変移が少ない。視野角はかなり広く、色再現性も高い方だ。ほかのPCをつなげて外部ディスプレイとして使いたいくらいである。
本機にはHDMI出力のほか、HDMI入力端子も搭載されており、実際にほかのPCやゲーム機、AV機器をつないで、PCとしてではなく、液晶ディスプレイとして使うこともできる。ゲーム用ディスプレイを1台に集約したいユーザーにはありがたい機能だ。
本体左側面には、LANポート、D-sub、HDMI、Mini Displayポート、USB 3.0ポート×2などが搭載されている |
本体右側面には、光学ドライブ、USB 3.0ポート×2、eSATA/USB 2.0コンボポート、HDMI、9-in-1メディアカードリーダーなどが搭載されている |
このほかのインタフェースも充実しており、USB 3.0が4ポート、eSATAとUSB 2.0のコンボが1ポート搭載されている。また、Mini Displayポートや、D-sub、9-in-1メディアカードリーダーなども装備。普通のノートPCとして見た場合でも、魅力的なスペックになっている。
ゲーミングPCということで、本機には遊び要素も随所に盛り込まれている。なかでも目を引くのがエイリアンの顔をモチーフにした電源ボタンとキーボードのバックライトだろう。
キーボードバックライトの光は、デフォルトではSF風の鮮やかな水色だが、プリインストールされているユーティリティでカスタマイズすることで自由に変更することができる。時間とともに色が移り変わるレインボーカラーに設定することも可能。
キーボードバックライトをカスタマイズできるユーティリティ「AlienFX」の画面。テーマを選ぶなどしてカスタマイズすれば、光り方を変えることができる |
バックライトをカスタマイズした例。虹色に光らせることもできる |
この機能が必要かかといわれると返答に困ってしまうが、ゲームをプレイする際の雰囲気作りには役立ちそうだ。
次のページ:まとめ――コアなゲーマーも満足できるノートパソコンの最高峰 |