"変形"するR.O.G.シリーズのデスクトップPC

ある意味今回の目玉となった製品がR.O.G.のデスクトップPCだ。「Tytan CG8890」は、CPUがCore i7-3960X、メモリが16GBのDDR3-2133(OC時最大)、グラフィックスカードがGeForce GTX 690、ストレージがRAID 0のSSD 128GBと2TB HDDというハイスペックな構成。ケースはステルスをイメージしたシャープな直線と角を落としたデザインだが、一番の目玉はボタンをワンプッシュすることで、サイドパネルや後部天板が開閉するギミックを搭載している点だ。映像イメージでは、OC時にサイドパネルを開いて外気の吸気量を増やすというものだったが、ガンメタル風の外装が開くと、それこそジェットエンジンのような赤い内部パーツが現れる。この赤い部分はファンになっており、左右に3基ずつ、後部に2基と、合計8基のファンが起動することになる。

「Tytan CG8890」

前面上部左角のボタンを押すと、側面パネルや上面後部パネルが開閉し、内部に搭載されていたファンが現れる

ステルス機のようなデザインで、赤いファンはジェットエンジン的なイメージ

Z77とIvy Bridgeを組み合わせている下位モデル。こちらはデザインが若干異なりスリムで、開閉ギミックは無いとみられる

場内の展示では、下位モデルと見られる「Tytan CG8480」も展示されていた。こちらはIntel Z77とCore i7-3770Kを組み合わせ、OCモードとして3.8/4.0/4.2GHzを切り替えられるという。メモリはDDR3-1600の16GB、ストレージは64GBのSSDと1TBのSATA 3Gbps HDDとされる。

そのほかR.O.G.のノートにも新モデルG75が登場

G75は着脱可能なフィルターを装備し、ホコリによってヒートシンクが詰まる問題を解決する

もう1台のR.O.G.ノートG55VWはThunderboltをサポート