ブースト1.2GHz超えのGTX 680カード
ASUSの「GTX680-DC2T-2GD5」「GTX680-DC2O-2GD5」は、オリジナルVGAクーラー「DirectCU II」を搭載するGeForce GTX 680グラフィックスカード。両者の違いはコアクロックのみで、後者はベース/ブーストが1,019/1,084MHzであるのに対し、前者は1,137/1,201MHzとより高速になっている。価格はそれぞれ、64,000円前後と62,000円前後。
DirectCU IIは、ヒートパイプ直付け型の大型VGAクーラー。デュアル10cmファンと5本のヒートパイプを搭載しており、リファレンスクーラーに比べ、冷却性能は20%向上してノイズレベルは14dB低下しているという。
基板には、マザーボードでお馴染みのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」(GPU用8フェーズ+メモリ用2フェーズ)を採用。電流ノイズを低減しており、オーバークロック時の安定性が向上している。また「VGA Hotwire」用の接点も用意しており、同社R.O.G.シリーズのマザーボードと組み合わせて、GPU電圧やメモリ電圧などを直接モニターすることも可能。
同社からは、ハイエンドモデルとなる「GTX690-4GD5」も発売となっている。デュアルGPUのGeForce GTX 690を搭載するモデルで、スペックはリファレンス準拠。価格は125,000円前後だ。