――あらためて映画をご覧になる方々に、この作品の見どころをお願いします。
真木「果織という女性は、子供と真剣に向き合っている母親だったら絶対に理解出来る女性だと思うんです。人間、罪の大小はあっても、子供に言えなかったりすることもきっとあると思います。そんな彼女を見て自分に重ねるなり、その逆に何かポジティブな、希望のようなものを感じ取ってもらえたらと思います」
――ところで、真木さんは今年30歳になられますが、何か目標はありますか。
真木「30だからどうとかあんまり考えないですね。どうなんだろう……みんな考えてるんですかね? いつも思うんですけど、その年齢の良さって絶対あるから、30になって40になって味が出てくることによって演じられる役ってあるし、そういう等身大の女優になっていきたいなとは思いますね。もっともっと経験を重ねて、自分が憧れている先輩の女優さんが演じているような役を出来るようになりたいという目標はあります」
――真木さんというと漫画好きで知られていますが、今、オススメの漫画は何ですか?
真木「マイナビニュースはどういう読者層なんですか?」
――30代から40代の男性です。
真木「(即座に)じゃあ『刻刻』(堀尾省太:講談社『増刊モーニング2』にて不定期連載中)で。面白いですよ。男性が好きな漫画だと思います。作者の方にお会いしたことがあるんですが、『映画化の際はぜひ私を使って下さい!』とお願いしておきました(笑)」
――では、最後に、マイナビニュース読者に何かメッセージをお願いします。
真木「すごく素敵な年代ですよね。30代、40代の男性は大好きですよ、私。キチンと働いている人であれば……(笑)」