さてさて。『NINJA GAIDEN 3』をプレイして数時間。ストーリーは、いよいよ最終局面に突入したところだと思うのだが、ここにきて戦いにのみ集中できていたことに気がついた。
本作では、進むべき方向を指し示してくれるナビゲーション機能や、チュートリアル、ゲーム中にアクションコマンドを表示してくれるので非常に便利。また、今回はアクションゲームでは必須とも思える「回復アイテム」は存在しない。体力は戦っているエリア内の敵の一掃すると回復するという、思い切ったシステムを採用している。
回復手段としては、体力ゲージ下の「気力ゲージ」が発光している時に、[△]ボタン+[○]ボタンを押すと、必殺「忍法」が発動する。そして、同時に体力も回復する。長期戦となる場合、忍法の使い所もゲーム攻略の重要ポイントとなる。これらの機能やシステムによって、戦いにのみ集中できたというわけだ。
そのほか、高いところに登る際にはクナイを用いて壁などをよじ登る「クナイアクション」や、高いところからダイブし下にいる敵に奇襲をかける「ムササビダイブ」、左右の壁を交互に蹴って上まで駆け登る「飛鳥返し」といった多彩なフィールドアクションを用意。飽きのこないアクションが堪能できる。
そろそろ、ゲームも終盤にさしかかり、腕にかなりの自信がついてきた。ということで、ストーリーモードを一時中断し、『NINJA GAIDEN』シリーズでは初となるオンラインのマルチプレイヤーバトル「SHADOWS OF THE WORLD」に挑戦することにした。
このモードでは、プレイヤーは名もなき忍者となり、主人公リュウ・ハヤブサのような「超忍」を目指してさまざまな試練に挑む。ゲームモードとしては1~2人でミッションに挑む「NINJA TALES」や、最大8人(4対4)で戦う「CLAN BATTLE」などが用意されている。
まず、選んだのは「CLAN BATTLE」。4対4のマルチプレイとのことで、ストーリーモードで鍛えた腕を世界中のプレイヤーに見せつけてやるチャンスである!……のはずだったが、敵との戦闘になると真っ先にやられてしまう担当忍者ぱぴい。ちがう! ちがうんだ! なにかがおかしい。担当忍者ぱぴい以外の忍者は、味方も敵も、そのいでたちがスタイリッシュ、動作も俊敏でいちいちカッコイイ、つまりはイケメンなのである。よく見るとレベルがあり、ほかのプレイヤーはレベル30・40と表示されていた。
なるほど、まずは「NINJA TRIALS」で、試練に挑み、レベルアップしてアクションや必殺技を覚えていかなければならないようだ。うう。ベテランプレイヤーの皆さま、イキナリ世界に飛び込んですいません。忍びの道は1日にしてならずでした。
まだまだ、奥も先も見えない『NINJA GAIDEN 3』の世界。アナタもこの忍道に入り込んでみてはいかがかな?
製品情報
ゲームタイトル | NINJA GAIDEN 3 |
---|---|
メーカー名 | コーエーテクモゲームス |
ジャンル | アクション |
対応機器 | PS3、Xbox 360 |
発売日 | 2012年3月22日 |
価格 | 8,190円 |
CEROレーティング | D(17歳以上対象) |
(C)2012 コーエーテクモゲームス Team NINJA All rights reserved.
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