つや消しブラックのCPUクーラー

XIGMATEKの新型CPUクーラー「Dark Knight SD1283 Night Hawk Edition」は、フィンやヒートパイプの表面にセラミックコーティングを施したという面白い製品。これにより表面積が増し、冷却効果が高くなるのだという。価格は4,000円前後。

「Dark Knight SD1283 Night Hawk Edition」。ここから見ると普通だが…

アルミフィンが全てつや消しブラック。ニッケルメッキとはまた違う色合い

CPU接触面以外は、ヒートパイプもベースも全てセラミックコーティング

セラミックコーティングで表面積が大きくなり、冷却効果が高くなるという

ASUSのマザーボードSABERTOOTHでヒートシンクにセラミックコーティングした例はあるが、CPUクーラーとなると、おそらくこれが初めて。実際にどのくらいの効果があるのか、具体的な記述はないものの、気になるところだ。

セラミックコーティング以外の仕様については、ベースモデルの「Dark Knight S1283W」と同様。ヒートパイプは8mm径が3本で、CPU直付け方式。ファンは12cm径で、回転数は1,000~2,200rpm、ノイズレベルは最大30.1dBA。

定番CPUクーラーがついに4代目

サイズからは、定番CPUクーラー「刀」シリーズの新モデルとして、「刀4」が登場。刀シリーズの特徴である傾斜型フィン構造を採用しており、サイドフロー型のCPUクーラーながら、周辺コンポーネントの冷却も可能となっている。4代目の刀4では、フィンに吸気口を設け、冷却性能を向上させた。

前バージョンとは異なり、ヒートパイプ自体は直立していて、フィンのみ傾斜

刀4では、フィンの形状も改良された。吸気口がある複雑な形状になった

あのLevel 10が買いやすい価格に

Thermaltakeからは、斬新なデザインで話題となった「Level 10」の廉価版として、ミドルタワーケース「Level 10 GTS」が登場。構造自体は通常のケースに近く、"Level 10風"といった感じではあるが、サイドパネルを開けずにHDDを交換できるホットスワップベイあたりにLevel 10らしさが感じられる。価格は14,500円前後。

Level 10シリーズの廉価モデルとして「Level 10 GTS」が登場

側面にホットスワップベイを4つ備え、HDDの交換が楽。鍵でロックすることも可能