2012年版の"スーファミPC"
ドスパラパーツ館にて、スーパーファミコンを改造した自作PCの公開が行われた。"スーファミPC"は、5年前にもT-ZONE時代の店員M氏が作っていた( http://news.mynavi.jp/news/2006/11/24/403.html )が、この新型は、パーツ館の電源担当E氏が1週間かけて製作したもの。展示は土日限定だが、「好評なら続けるかも」とのことだ。
5年前のスーファミPCで使われていたのは、VIA C7搭載の「EPIA CN」だったが、新型ではAMDのFusionを採用。CPUは4コアの「A8-3820」で、マザーボードはASUSの「F1A75-I DELUXE」という構成だ。同じMini-ITXプラットフォームでも、5年間でこれほど性能が進化したわけだ。
A8-3820は省電力モデル(65W)とはいえ、気になるのはCPUの発熱。スーファミのガワに通気口はなく、エアフローは全く期待できないが、電源担当E氏の検証によれば、CPU温度はアイドル時で50℃以下、高負荷時でも60℃以下だったという。ただし、シルバーグリスを使ったり、電圧を1.2Vに下げるなどの工夫はしている。