登場する神々の武器「神器」は、「撃剣」「神弓」「爆筒」「衛星」など9タイプ用意。タイプによって射程や誘導性、脚力(スピード)などが異なっており、シングルプレイ・マルチプレイで様々な神器が入手できる。さらに神器には個体差があり、同じ名前の神器でも射程距離や攻撃力のほか、付随する「スキル」も異なる。できるだけ攻撃力が高く、キャラクターの能力アップや攻撃をサポートしてくれる「スキル」が備わった神器を探すのも本作の醍醐味だ。
『新・光神話 パルテナの鏡』では、ピットをサポートする「奇跡」と呼ばれる特殊能力を付加できる。奇跡は状態回復や能力強化、敵への状態異常付加といった様々な種類が用意され、戦闘中、下画面の「奇跡アイコン」をタッチすることで発動。また、奇跡は6×6のマスに仕切られた「奇跡ボックス」に配置することで、複数の効果が得られる。効果やレベルに応じて奇跡の「形」は異なり、うまく「奇跡ボックス」に詰め込むことができれば、より多くの奇跡を所持して出撃することができるというわけ。実は、この奇跡をセットする作業がパズルゲームのようで非常に楽しい。筆者はこの「奇跡詰め込み作業」にえらく没頭してしまった。
神器や奇跡以外にも、やり込み要素はまだまだある。ゲーム中、決められた条件をクリアしていくと「宝物庫」のパネルが少しずつオープンしていく。「アイテムを10回使用する」「100体以上浄化してクリア」「1章を7分でクリアする」など条件はさまざまで、パネルをオープンすることで、神器や奇跡、ハートなどのごほうびが入手可能だ。ちなみにこの「宝物庫」は、「女神パルテナの宝物庫」以外にも存在するので、ゲームを進めながらいろいろ試してみよう。
そのほか、ゲーム内で収集できるキャラクターフィギュア「おドール」も紹介しておこう。この「おドール」は3Dで作成されたフィギュアで、多面的な視点から観賞でき、下画面で詳細な説明を見ることができる。「おドールでポン」のランダム入手、付属のARカードを読み込みなど入手方法はいくつかある。
そしてシングルプレイで操作に慣れてきたら「マルチプレイ」に挑んでみよう。マルチプレイでは、ファイターを操作し、最大6人で協力・対戦プレイが楽しめる。通信方法はローカル通信での「となりの人と」、そしてインターネットを介した「遠くの人と」を用意。「遠くの人と」では「フレンドと」のほか、世界中のプレイヤーからランダムで選ばれたメンバーで対戦する「だれかと」があり、いつでも誰とでもマルチプレイ対戦を楽しむことができるのだ。
対戦ルールとしては、3対3で戦う「天使の降臨」と、自分以外の全員と戦う「バトルロイヤル」があり、多彩なステージでプレイできる。バトルが終了すると成績に応じてハートがもらえるほか、ランダムで強力な神器や奇跡を入手できることも。参加人数が多く、相手がフレンドである方が、よいごほうびをもらえるようだ。なかなか勝てなくても、参加していれば強力なアイテムを入手できることもあるので、積極的に世界中のプレイヤーと対戦していこう。
多彩なゲームシステムとゲームモードを詰め込んだ『新・光神話 パルテナの鏡』。アナタも女神パルテナとピットと共に、冥府女王メデューサ打倒の旅に出てはいかがだろうか?
製品情報
ゲームタイトル | 新・光神話 パルテナの鏡 |
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メーカー名 | 任天堂 |
ジャンル | アクションシューティング |
対応機器 | ニンテンドー3DS |
発売日 | 2012年3月22日 |
価格 | 5,800円 |
CEROレーティング | B(12歳以上対象) |
※『新・光神話 パルテナの鏡』専用ARカード6枚封入
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