OSは64bitのWindows 7 Home Premium SP1をプリインストール。セキュリティソフトや多数のサポートツールが付属しているが、中でも23インチモデルでは本製品にしか同梱されない「マイフォトミュージアム」は注目だ。

「マイフォトミュージアム」を利用する前に、まずは「Corel Digital Studio for FUJITSU」などで写真をPCに取り込む

「マイフォトミュージアム」は、デジカメやスマートフォンのカメラで撮影した写真データを、PCでより簡単にアルバムとして閲覧できるようにするためのソフト。

SDカードやUSBメモリをPCに接続するか、あるいは富士通が別途Android向けにリリースしているアプリ「F-LINK for Android」などを利用してPCに写真データを取り込むと、撮影日時などをもとに自動で写真を整理・分類したうえで、デスクトップに配置されたガジェット上に“チケット”として通知。この“チケット”は、あらかじめ「マイフォトミュージアム」が想定している季節のイベントに合致した写真や、一定期間ごとの写真をまとめて閲覧できるものだ。

写真を取り込んでしばらくすると、順次“チケット”がガジェットに追加される

チケットを選ぶと、さまざまな背景の演出とBGMとともにスライドショーが開始

もちろん一度閲覧したアルバムでも、あとから好きなだけ閲覧できる

たとえば、ゴールデンウイーク中に撮影した写真があれば、その期間の写真のみをまとめて閲覧できる“GW展のチケット”が出現する。また、夕方17時以降に撮影した写真があれば、それらをまとめた“アフター5展のチケット”が出現するなど、ユーザーがわざわざ手間をかけることなく、さまざまな撮影状況に合わせた特別感のあるアルバムが作成される仕組み。

写真閲覧時の背景イメージも“チケット”の種類によって異なるものが表示され、動きのある写真表示やBGMとともに、楽しみながら鑑賞できる。この“チケット”は数多くのパターンが用意されているため、条件に合う写真さえあれば、1年間ほぼ毎日のように何らかの“チケット”がデスクトップ上に通知されることになるという。

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