MozBackupでバックアップ

今回紹介するのは、MozBackupである。Thunderbirdだけでなく、Firefoxなどのブックマークのバックアップも可能だ。もともとは、海外のものだが有志によって日本語化されて公開されている。

図8 MozBackupの日本語化対応サイト

ここから、日本語版インストーラ(MozBackup-1.5.1-JPN.exe)をダウンロードする。指示に従い、インストールしよう。すると、MozBackupが起動するので、早速、バックアップしてみよう(図9)。

図9 MozBackupが起動

[次へ]をクリックすると、操作とバックアップを行うアプリの選択となる。MozBackupはThunderbird以外にもFirefoxなどの設定をバックアップできる。ここでは、操作は[保存(バックアップ)]、アプリは[Thunderbird]を選択し、次へ進む(図10)。

図10 操作の選択

次に、プロファイルの選択となるので、[default]を選ぶ(図11)。また、バックアップファイルは、デフォルトでマイドキュメントに保存される。必要あれば変更しよう。

図11 プロファイルの選択

次に、バックアップファイルをパスワードで保護するかの確認がでる。必要に応じて設定してほしい。次いでコンポーネントの選択となる(図12)。

図12 コンポーネントの選択

バックアップできない項目はグレーアウトしている。ここはそのままでよいだろう。[次へ]をクリックすると、バックアップが行われる。[完了]をクリックして終了する(図13)。

図13 レポート

以上で、バックアップが完了する。リストアも、ほぼ同じ手順でできる(図10で[復元(リストア)]を選ぶだけだ)。バックアップファイルは、拡張子がpcvであるが、zipに変更すれば普通に解凍できる。覚えておきたいTipsだ。あとはバックアップファイルを外部に保存しておくとよいだろう。ローカルにメールを保存することで自由度は増すが、一方で、バックアップなどの対策も十分にやっておきたいものだ。