さらに『ストリートファイター X 鉄拳』には、タッグバトルならではのアクションも多数用意されている。
まず、「ランチアタック」は、強パンチ+強キックを同時に押すことで、相手を空中に浮かすことができる。その後はパートナーと自動交代になり、追撃ダメージを与えるチャンスだ。また「クロスラッシュ」は、弱→中→強→強のパンチ・キックいずれかを押していくだけで、手軽にランチアタックを含めた連続攻撃が可能。初心者は忘れずに覚えておきたい。
そして、一発逆転のチャンスにつながるバトルシステムが「パンドラ」だ。「パンドラ」は、キャラクターの体力ゲージが25%以下の状態で↓↓中パンチ+中キックを押すことで発動する大技。発動すると、進行中のラウンドで発動したキャラは使用できないが、パートナーの攻撃力がアップしてスペシャルゲージが自動回復状態になり、発動者の残り体力量の2倍がパートナーの体力に追加されるという凄まじいシステムなのだ。ただし、パンドラには時間制限があり、時間内に敵をK.O.できない場合は、タイムアウトで敗北となってしまう。
ここからはゲームモードを紹介していこう。まず「アーケード」は、ストーリーを楽しむモード。南極に落下した1つの隕石から発見された箱をめぐり、さまざまなキャラクターと戦いながらその箱の力や秘密を求める物語が展開されていく。もちろん、すべてのストーリーをクリアすることで、キャラクターごとのエンディングムービーを閲覧できる。難易度やラウンド数も設定できるので、自分のレベルに合わせた戦いが可能だ。また、コントローラーを2つ使用した、ユーザー2人でのペアプレイも可能。そのほか、「アーケード待ちうけ」設定にした場合、オンラインモード「ランクマッチ」の対戦相手を待ちながら、ゲームをプレイできる。
次に「バーサス」は、プレイヤー同士の対戦や、CPUとの対戦が行えるモードで、最大4人での同時対戦も実現。1つのステージですべてのユーザーが敵となるため、あらゆる方向に注意を向けながら戦うという、今までにないスリルが味わえるだろう。さらにゲージやCPUの強さなどを自由に設定して練習できる「トレーニング」、本作の基本操作やさまざまな課題に挑戦する「チャレンジ」といったゲームモードもある。独自のバトルアクションを多数搭載する本作、まずは「チャレンジ」でシッカリと操作をマスターしよう。
そのほか、「カスタマイズ」では、キャラクターの肌や髪、服、服のパーツなどのカラーが変更でき、自分だけのオリジナルキャラクターを生み出すことができる。ここでは後ほど紹介する「ジェム」のセットも行える。
そして「ネットワーク」では、インターネットを介して世界中のユーザーと対戦していくモードだ。ランキングを競い合う「ランクマッチ」や、複数のプレイヤーが参加して対戦を繰り返す「エンドレスバトル」、最大4人での対戦プレイが行える「ジャンブルバトル」もオンラインでプレイでき、ネット経由で見つけたパートナーとペアプレイやトレーニングをしながら、対戦相手を待つことができる「ブリーフィングルーム」などもある。ある程度腕に自信がついてきたら、世界中のツワモノたちと戦ってみよう。
そのほか、本作のゲーム性をより高めているのが「ジェムシステム」。「ジェムシステム」とは対戦前に「ジェム」をセットして、発動条件を満たすことでキャラクターにさまざまな効果を付加するシステムだ。
ジェムの種類としては、使用キャラクターのステータスを向上させる「ブーストジェム」と、プレイヤーの能力をサポートする「アシストジェム」があり、効果はさまざまだ。特にアシストジェムは、簡単コマンドやオートガードなどの恩恵を得られるものもあるので、ゲーム初心者はアシストジェムを中心にセットして、戦いに挑むとよいだろう。
まだまだ、語りつくせない『ストリートファイター X 鉄拳』の世界。ぜひ一度プレイして、本作の魅力に入り込んでいただきたい。
製品情報
ゲームタイトル | ストリートファイター X 鉄拳 |
---|---|
メーカー名 | カプコン |
ジャンル | 対戦格闘 |
対応機器 | PS3、Xbox 360、PS Vita |
発売日 | 3月8日(PS Vita版は2012年秋発売予定) |
価格 | 6,990円 |
CEROレーティング | B(12歳以上対象) |
(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2012 ALL RIGHTS RESERVED. (C) 2012 NAMCO BANDAI Games Inc.
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