Optimus 4X HDは、NVIDIAのクアッドコアCPU「Tegra 3」を搭載したハイスペックモデル。4.7インチTrue HD IPS液晶を搭載し、「スピードを重視するITガジェッター男子」がメインターゲットだという。「スマートフォンでは表面が全部画面になってデザインの際を出しづらくなっているが、コンパクトなサイズに収めながら、側面形状で新しさを工夫した」(同)そうだ。
Tegra 3は、クアッドコアに加えて低消費電力のコンパニオンコアを採用する独特の「4+1」によって、パワーが不要な場面ではコンパニオンコアを動作させて消費電力を削減している。富澤氏は、動画再生中の拡大縮小操作や3Dゲームなどはクアッドコアのパワーを生かし、それ以外はコンパニオンコアで消費電力も削減できている、という。
Optimus 3D MAXは、裸眼視対応の3D液晶を搭載し、カメラを2つ搭載したスマートフォン。3D動画の閲覧だけでなく、3Dコンテンツの作成も可能になっている。撮影した3D動画や画像を組み合わせて3D動画を作成できる「3D Video Editor」アプリを搭載。そのほか、動画や画像、ゲームを2Dから3Dに変換する機能も備えている。
Lstyleシリーズは、Androidスマートフォン市場に中国メーカーの参入が続き、「中低価格の競争が厳しくなってきている」(同)ことから、価格だけでなくデザインにもこだわったシリーズを新設。3.2インチ、4.0インチ、4.3インチの3種類の画面サイズで、カラーバリエーションも用意した。
スマートフォンが普及し、グローバルでの競争に加え、海外メーカーの参入が続く国内での競争もさらに激化していることから、同社ではさらに日本市場へ注力していく考えを示している。今回の製品のうち、どのモデルが国内市場に登場されるかは明言されなかったが、スペック表で唯一Optimus Vu:が日本語表記になっているなど、国内登場の可能性をにじませていた。
(記事提供: AndroWire編集部)