Xperia Uはコンパクトなサイズで、より若者層を意識したモデル。デザインテイストは変わらないが、本体下部のフローティングプリズムの下部分のキャップが外れ、同梱のカラーキャップと差し替えることで、カラーバリエーションが楽しめる。ブラックモデルには黒とピンク、ホワイトモデルには白と黄色の2色のキャップがそれぞれ付属する。

手のひらサイズのXperia U

本体上部。背面は同じような膨らみ

本体側面

寸法・重量は112×54×12mm・110gと、コンパクトで女性にも持ちやすい。ディスプレイサイズは3.5インチ854×480ピクセルと小型。

底部のキャップは交換可能

なお、Xperia Sとは異なり、Xperia P/Uは側面のUSBとHDMI端子にカバーがなく、むき出しになっている。これは、テレビ接続・充電用のクレードルに装着する際に、いちいちカバーを開ける必要をなくすためで、「強く要望した」(ブース担当者)そうだ。端子穴に鋭角に落ち込むようなデザインで、本来は指を引っかける可能性があって安全面からそうしないそうだが、それを配慮しつつ、直角の穴に仕上げたという。

同社のブースではXperia Sと今回発表した2機種を中心にブース展開をしつつ、さらにソニー製品を絡めた連携シーンを押し出したものとなっていた。ソニーモバイルというよりも、「ソニー」色を強く表現しており、テレビと接続できるクレードル、PSP、ノートPCなど、サービス連携を含めた「ソニーの製品」としての位置づけを強くアピールしていた。

クレードルに装着したところ

HDMIケーブル経由でテレビに画面を出力できる

Sony Tabletシリーズと同時に展示されている

Bluetooth接続のスピーカーオプションも容易。NFCタグの「SmartTags」を使えば、自宅に帰ってタグに端末をかざすだけで、Bluetoothをオンにしてスピーカーに接続、音楽アプリを起動して音楽を流す、といった一連の動作を自動化できる

SmartTags。4つのタグが1組になって販売され、アプリや設定の変更などを登録しておけば、かざすだけで端末を操作できる。現時点で日本での販売は予定していないという

XperiaなどのBluetooth搭載スマートフォンと連携する「SmartWatch」。タッチパネルを搭載し、メールなどの情報を受信して表示できる

(記事提供: AndroWire編集部)