一方USBメモリに書き出したい場合は、ISO形式ファイルの内容をUSBメモリへ書き出すことができるMicrosoft謹製の「Windows 7 USB/DVD Download tool」がお勧めです。同ツールはメッセージ周りが英語ながらも、ウィザード形式で簡単にUSBメモリへISO形式ファイルの内容を書き出せますので、コンピューターに詳しくない方でも戸惑う場面は少ないでしょう(図05~13)。

図05 ダウンロードページから「Windows 7 USB/DVD Download tool」のリンクをクリックします。通知バーが現れたら、<実行>ボタンをクリックしてください

図06 ダウンロード完了後にセットアッププログラムが起動します。画面の指示に従ってインストールを行いましょう

図07 デスクトップに作成されたショートカットファイルを実行しますと、最初のISO形式ファイルの選択をうながされます。<Browse>ボタンをクリックしてISO形式ファイルを選択してから<Next>ボタンをクリックしてください

図08 次に書き出しを行うメディアの種類を選択します。ここではUSBメモリに書き出しますので、<USB device>ボタンをクリックしてください

図09 ドロップダウンリストからUSBメモリに割り当てられたドライブを選択します。表示されない場合は右のボタンを押して、ドライブ情報をリフレッシュさせてください。正しく選択できたら<Begin copying>ボタンをクリックします

図10 USBメモリの空き容量が少ない場合は警告メッセージが発せられます。内容を削除しても構わない場合は<Erase USB Device>ボタンをクリックしてください

図11 USBメモリ全体を消すための警告メッセージが発せられます。問題がない場合は<はい>ボタンをクリックしましょう

図12 これでISO形式ファイルの内容が、USBメモリに書き込まれます。完了するまでしばしお待ちください

図13 これでWindows 8 Consumer Preview入りUSBメモリの作成が完了しました。<×>ボタンをクリックしてツールを閉じ、USBメモリを取り出せば作業完了です

以上で、Windows 8 Consumer Previewの概要およびダウンロードの解説を終わります。次回は同Windows 8のインストール手順を紹介しますので、合わせてご覧ください。

阿久津良和(Cactus