次に「チャレンジモード」では、シリーズモードでクリアしたシリーズの中から好きな楽曲を1曲選んでプレイすることが可能。シリーズモードで苦手な楽曲がある場合、このモードで鍛えるといいだろう。
そして「カオス神殿」では、入手した「闇の楽譜」をプレイできる。闇の楽譜は「FMS」と「BMS」で構成された謎の楽譜で、楽曲ごとに楽曲構成や譜面、難易度が異なり、無限に近いバリエーションが存在する。また、新たな「闇の楽譜」は、入手した「闇の楽譜」をクリアするか、すれちがい通信やマルチプレイでほかのプレイヤーとやりとりすることで手に入る。
『シアトリズム FF』では、楽曲をクリアすることで経験値を得て、パーティメンバーがレベルアップするシステムを採用。レベルアップでは、RPGのように「HP」「ちから」「まりょく」「すばやさ」といったおなじみのステータスがアップするほか、新たなアビリティを覚えることもある。
成長することで入力ミスによるダメージが減少し、ゲームオーバーになりにくくなり、「アビリティ」を装備することでレアアイテムを入手しやすくなるなど、戦い(演奏)を有利に進められる。また、キャラクターがレベルアップすると「CP」の上限がアップし、より多くのアビリティを装備することができる。
ミュージックゲームをプレイし、どんどんキャラクターを成長させることで、難易度の高い楽曲でもクリアしやすくなる。ちなみに「カオス神殿」の「闇の譜面」にしか登場しないモンスターやレアアイテムも存在する。難易度は高いが、レアアイテムと多くの経験値が得られるため、積極的に「闇の楽譜」に挑戦することがゲーム攻略の近道といえる。
ミュージックゲームのほか、歴代シリーズのムービーや音楽を楽しめる「ミュージアム」モードも搭載されている。このモードでは、これまでのプレイ記録を確認できる「レコード」や、アイテムとして入手した「コレカ」を閲覧できる「コレクション」、ムービーを鑑賞できる「シアター」、リズポを貯めて入手できる音楽が聴ける「ミュージックプレイヤー」などを用意。また「ミュージックプレイヤー」再生時は、3DS本体の端子にイヤホンやヘッドホンを接続すると本体を閉じてもスリープモードに移行しないため、外出中でもじっくり『FF』の音楽が楽しむことができる。
そして、『シアトリズム FF』の世界をさらに広げてくれる「すれちがい通信」。本作では自分のプロフィールカード「プロフィカ」を設定することで、ほかのプレイヤーとすれちがう際、自動的に「プロフィカ」を交換できる。「プロフィカ」は自分の名刺のようなもので、デザインや通り名、コメントを自由に設定可能。また、入手した「闇の楽譜」を1つ添付できるので、レアアイテムを入手できるものを添えると、相手に喜ばれるかもしれない。
そのほかにも、3DSローカルプレイを利用して最大4人までのマルチプレイや、新たな楽曲をダウンロード(有料)するなど、様々な楽しみ方が用意されている。ちなみに現在、追加コンテンツは通常1曲150円のところを、1曲100円で販売中(キャンペーン期間は4月18日まで)。公式サイトでは追加楽曲の視聴も可能。思い出深い楽曲があれば、ダウンロードしてみよう。
製品情報
ゲームタイトル | シアトリズム ファイナルファンタジー |
---|---|
メーカー名 | スクウェア・エニックス |
ジャンル | シアターリズムアクション |
対応機器 | ニンテンドー3DS |
発売日 | 2月16日 |
価格 | 6,090円 |
CEROレーティング | A(全年齢対象) |
(C)2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by indieszero Co.,Ltd.
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