富士通のノートブック「LIFEBOOK AH」シリーズは、パソコンの使い方や好みによって4つのラインアップから選ぶことができる。そのうち、もっともスペックを重視したモデルのひとつが「LIFEBOOK AH56/G」だ。

1,366×768ドットの15.6型液晶ディスプレイを搭載する。非常に鮮やかな発色で、色再現性は高い方だ

本体にはBDXL対応のBlu-ray Discドライブを内蔵している

液晶上部にはWebカメラも装備する。人感センサーに対応しており、離席時に再生中の映像を自動で一時停止させることも可能だ

CPUにインテルのクアッドコアプロセッサ、Intel Core i7-2670QM(2.20GHz)を搭載しており、BDXL対応のBlu-ray Discドライブも内蔵。ハードディスクの記憶容量は750GBで、メモリは4GBを標準搭載する。液晶上部にはWebカメラも装備している。ちなみにWindowsエクスペリエンス インデックスの結果は次のとおりになっており、プロセッサのパフォーマンスが極めて高いことが分かる。

CPUは4コア/8スレッドのCore i7プロセッサを採用している。高負荷な作業も快適に行える

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果を見ると、プロセッサのパフォーマンスが「7.5」と極めて高いことが分かる

外装は美しい光沢仕上げになっており、性能の高さだけでなくデザインにもこだわりが見られる。使い勝手にも工夫がされており、タッチパッドの右上に画面の上下スクロールやボリューム制御が行えるスクロールパッドを独立して搭載する。さらに電源ボタンを押すと最短6秒でPCが使える状態になるクイックスタート機能も装備している。

筐体は光沢感があり、質感も高い。カラーバリエーションはシャイニーブラック、アーバンホワイト、ガーネットレッド、アクアブルーの4色が用意されている

タッチパッドの右上に円形のスクロールパッドを搭載する。指でくるくるなぞるだけで、画面の上下スクロールなどが行える

ソフト面では、独自のデスクトップランチャー「F-Launcher」が搭載されているのがポイント。デフォルトでは自動起動するように設定されており、OS起動時にMac OS Xやスマートフォンのドック風のランチャーが表示される。ランチャー上にはソフトのアイコンが登録されており、それをクリックするだけでソフトを素早く起動することができる。アイコンはドラッグ&ドロップのほか、設定画面からソフトを指定して登録することが可能だ。

独自のデスクトップランチャー「F-Launcher」。登録されているアイコンをクリックすると、そのソフトが起動する

「F-Launcher」の設定画面では、表示位置の設定やアイコンの登録などを行うことができる

ちなみに富士通のパソコンには従来から「@メニュー」というランチャーも搭載されており、こちらは使いたい機能やソフト名から目的のソフトを探すのに最適。よく使うソフトはF-Launcherで、どのソフトを使えば分からないときは@メニューで、といった具合に、シーンに応じて使い分けできるのが便利だ。

もうひとつのランチャー「@メニュー」。目的別、名前別にソフトを探すことができる。この画面から「F-Launcher」にアイコンを登録することも可能だ

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