20インチサイズのディスプレイを搭載し、15倍長時間録画など使いやすいテレビ機能を持つことを考えると、普段の文書作成などの作業やインターネットの視聴だけではなく、手ごろなサイズのAV機器としての用途が似合うという印象だ。
パワーオフスピーカー機能も、一人暮らしや個人の部屋、書斎などで手軽に音楽を聞くのに適している。端子が背面にあるのが少々難ありだが、普段からオーディオケーブルを接続するという使い方も考えられる。
PC、テレビ、ブルーレイディスクレコーダー、スピーカーという、パーソナルなAV機器を1つにまとめてくれる「FH56/GD」。使いやすく手ごろのAVPCが必要な人にお勧めできるマシンだ。
ダイレクト販売ではお得なPentiumモデルも選択可能
さて、この「ESPRIMO FH56/GD」は家電量販店などで販売される店頭モデルだが、富士通の直販サイトである富士通WEB MARTでは「FH55/GN」というモデルがこれに相当する。この「FH55/GN」は、CPUをPentium B960(2.20GHz)/Core i3-2350M(2.30GHz)/Core i5-2450M(2.50GHz)/Core i7-2670QM(2.20GHz)から選択することができ、さらにメモリやHDD、光学ドライブなどについてもカスタマイズすることができる。Pentium B960を選択した場合の最小構成価格は、キャンペーンクーポンなどを適用すれば84,830円(2月21日現在)とかなりオトク。「とりあえずテレビが見られるPCを」ということであれば、このダイレクト販売モデルを選択するのもアリだろう。
ESPRIMO FH56/GD | |
Intel Core i7-2670QM(2.20GHz) | |
Mobile Intel HM65 Express | |
4GB | |
2TB SATA HDD | |
BDXL対応ブルーレイディスクドライブ | |
Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) | |
20型ワイド(スーパーファインVX液晶(1600×900ドット) | |
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN | |
USB 2.0×4(うち、ひとつは電源オフUSB充電機能付)、USB 3.0×2、ヘッドホン出力端子、マイク入力端子 | |
約130万画素 | |
約W494×D170~260×H383~348mm/約6.7kg | |
Windows 7 Home Premium SP1(64bit版) | |
200,000円前後 |