――そんなStylipSですが、1月から放送開始となったTVアニメ『ハイスクールD×D』ではエンディングテーマを担当しています
石原「『STUDY×STUDY』は、『ハイスクールD×D』のエンディングテーマということもあって、アニメとリンクしている部分がたくさんある楽曲です。アニメ自体、すごくテンポの良い作品なのですが、そのテンションやスピード感が、この曲でもすごく表現されていると思います。StylipSの曲は恋愛などを通した、女の子の小悪魔的な要素が歌詞の中に書かれているのですが、『ハイスクールD×D』も悪魔のお話なので、そういう部分では悪魔つながりといった感じですね(笑)。私たち4人が、1人で歌ったり、2人で歌ったり、4人全員で歌ったりと、本当にバラエティ豊かな曲で、ものすごくアップテンポの明るい曲になっているので、聴いてくださった方を元気にできるのではないかと思います」
――最初に曲を聴いたときの感想はいかがでしたか?
能登「私は曲が届いたのと同時ぐらいに、振り付けもするかもしれないというお話をいただいていたので、それも踏まえながら聴いたのですが、ものすごくキャッチーで明るく、耳に残りやすい曲だったので、ダンスの情景もすぐ頭に浮かんできました」
――今回のダンスは能登さんの振り付けですか?
能登「サビの部分は唯ちゃんで、それ以外のところは私が考えています」
――ちなみに今回のダンスはどういった感じになっていますか?
小倉「この曲は、学園っぽい慌しさがAメロやBメロに入っているのですが、そのあたりをのっち(能登)がすごく可愛らしく振り付けてくれたので、サビの部分は、伸びやかで、カッコ可愛い感じを出すために、両手を使ったり、前後左右の動きをたくさん取り入れています」
――実際に曲を歌ってみた感想はいかがですか?
松永「曲の中の女の子をイメージした場合と、自分がその世界に入り込んだつもりで歌ってみた感じが、意外とよく似ていたので、すごく感情を込めて歌うことができました。この曲の中の女の子は、少し不安になるところもあるのですが、最後にはすごく元気に、明るい感じになるので、聴くだけで元気になれる曲だと思います」
――すでにアニメの放送も始まり、イベントなどでも歌っていらっしゃいますが、ファンの方や周りの方の反応はいかがですか?
能登「すごく明るい曲だねって言われます。あと、サビのところで、背中合わせになってお尻を振るという振り付けがあって、そこがすごく可愛いと言っていただいたのですが、振り付けた側としても、実際にダンスを踊っている側としても、そうやって少しでも印象に残る部分があるというのはすごくうれしいことだと思っています」
――ハードなダンスなので、この曲を歌って踊るのはかなり大変ではないですか?
能登「大変じゃないです!」
――疲れませんか?
能登「疲れません!」
――全然?
松永「私は大変です!」
――大変ですよね
松永「松永だけはすごく大変でした(笑)」
――小倉さんはいかがですか?
小倉「ダンスも激しいのですが、歌も同じように激しいんですよ。なので、そのバランスが難しいかも。でも踊っていてすごく楽しいですよ」
――『ハイスクールD×D』には声優としても出演なさっていますが、アフレコはいかがですか?
能登「まだドキドキの連続です。家ではあんなにリラックスしてできるのに、マイクの前に立つとどうしてこんなに緊張するんだろうって。アフレコ現場には尊敬できる先輩方がたくさんいらっしゃるので、その先輩方の演技を見ながら、ひとつひとつを学んで、これからもっともっと頑張ろうと思います。今まで以上に声優という仕事が好きになりました」
松永「以前、『はなまる幼稚園』に出演させていただいた後は、受験があって活動をほとんどお休みさせていただいていたので、本当に久しぶりという感じなんですよ。なので、ゼロからのスタートだと思って頑張っています」
――小倉さんと石原さんはだいぶ余裕も出てきた感じでしょうか?
石原「まだまだ全然ですよ」
小倉「アフレコのときはいつも緊張しています」
石原「以前は、台本をめくるのも緊張していましたから、そういう意味では少し慣れては来ていますが、主役をさせていただいているときも、まだスタジオで真ん中に座る勇気はないです。皆さんが『真ん中に座りなよ』って言ってくださるのですが、私はずっと左の端にいます」
小倉「私も左の端(笑)」
石原「左の端が落ち着くんですよ(笑)」