付属ソフトもチェックしてみよう。真っ先に目に付くのは「Lunch Box」というアプリケーションランチャーで、タスクバーに2つのメニューがピン止めされている。1つは「HP Setup Manager」をはじめ「HP Security Assistant」や「CyberLink YouCam」など、本製品の機能や内蔵されたデバイスを利用するためのアプリを中心に登録されている。もう1つは「Windows Liveメール」や「Windows Live フォト ギャラリー」など、Windows Liveサービスに特化した形でアプリケーションが登録されている。

タスクバー上で、左側にピン止めされているランチャー。本製品のパフォーマンスを十分に引き出すためのツールが登録されている

こちらは右側にピン止めされているランチャー。Windows Liveの各種サービスが登録されている

「LunchBox」に登録されているアプリケーションは、もちろん変更が可能。最大8つのアプリケーションまで登録できる

いずれも、タスクバーのボタンの上にマウスオーバーすると、登録されているメニューを表示する。もちろん、メニューはカスタマイズ可能で、良く使うアプリケーションを登録しておくことができる。

バッテリーに関するユーティリティが充実している点も本製品の特徴だ。「HP Power Manager」では、利用している電源プランをアイコンやグラフを使って分かりやすく表示する。また、ピークシフトを設定できる「外部電源の制御」を用意。設定した時間は、ACアダプターを接続していても、バッテリー駆動で動作するほか、バッテリーの充電も中断する仕組みとなっている。意識をせずにピークシフトに貢献ができる。今後もしばらくは厳しい電力事情が予想される中、こうした機能で電力負荷の平準化に貢献できるのはありがたい。

「HP Power Manager」の画面。アイコンやグラフ表示を利用して表示される

「外部電源の制御」でピークシフトの設定画面が表示される。節電に役立つ重要な機能だけに、もう少しわかりやすい表現にしてほしかった

次のページ:まとめ――実用性は十分で、しかも価格はリーズナブル!