まずは「Folio 13-1000」の基本性能からチェックしていこう。

CPUには「Intel Core i5-2467M」を採用する。クロック周波数は通常時で1.60GHz、ターボブースト機能利用時で2.30GHz。超低電圧版のCore i5の中では、動作クロック周波数が最も低い。Windows エクスペリエンス インデックスのスコアは「6.3」。メインマシンとしては使うには、少々物足りなさを感じる。

一方で、メモリとストレージは高スコアだ。メモリが「7.2」、ストレージは「7.5」と、ハイエンドモデルと比べても、見劣りしないスコアをたたき出している。

PCを総合的に評価する「PCMark 05」でチェックしてみると、CPUが「5985」、メモリは「4518」をマーク。ストレージに至っては「30468」を記録した。メモリやストレージのパフォーマンスが高いのは、普段使いをするPCを選択するうえで重要だといえる。むしろ、CPUだけが高パフォーマンスで、メモリやストレージのパフォーマンスが低いマシンよりも快適に利用できるだろう。

PC Mark05のスコア。同系モデルの中では、CPU Scoreは若干低め。対して、HDD Score(ストレージ)は、SSDを採用しているため高スコアを記録

CrystalDiskMarkでSSDのパフォーマンスを計測。シーケンシャル項目のReedが200MB/sオーバーで、かなり高速なSSDを搭載している

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