アプリに関しては、Xperiaシリーズおなじみの「Timescape」が今回もプリインストールされている。そのほか、音楽・動画再生に対応したメディアプレイヤーを標準装備。また、音楽視聴用には別途、専用のミュージックプレイヤーが用意されている。これはマニュアルイコライザーの利用が可能なアプリで、スタジオ/クラブ/コンサートホールの音響を擬似的に再現するモードを選ぶこともできる。加えて、オーディオ再生レベル強調技術の「xLOUD」の利用も可能だ。
このほか、モバイルWi-Fiルーターとして使えるテザリング機能を搭載しており、最大で8台までのWi-Fi機器をつなげることができる。また、エンターテイメント機能に関してはソニー・コンピュータエンタテイメントが展開するライセンスプログラム「PlayStation Certified」に対応。PlayStation Storeから、初代「プレイステーション」などのタイトルをダウンロードして楽しむことができるようになっている。
以上のようにXperia acro HD SO-03Dはスペック、プリイストールアプリともども大変充実したモデルで、完成度の高さがうかがえた。ワンセグ、赤外線などいわゆる日本仕様の機能も網羅されているので、スマートフォンが初めての人にもオススメできる。現在、新しいスマートフォンの購入を検討している人は、春からの新年度をこの全部入りスマートフォンと一緒にスタートさせてみてはいかがだろうか。
関連記事
・【CES 2012】ソニエリのAndroid新モデル「Xperia acro HD」発表 - 3月にドコモから発売 (2012年01月10日)
・【発表会レポート】ドコモが新型Xperia2モデルの特徴を解説 - 価格やOSアップデートにも言及 (2012年01月10日)
・【CES 2012】豊富な実機写真で見る「Xperia S」「Xperia ion」詳細レポート (2012年01月13日)
・【レポート】ソニエリ、国内向けXperia最新モデルのタッチ&トライを実施 (2012年01月17日)
・【レポート】「Xperia NX」「Xperia acro HD」総まとめ - 現状の全情報を整理する (2012年01月19日)