このほか、動画配信サービス「Disney シネマ」も提供。ディズニーの新旧映画をストリーミング配信するサービスで、毎月20時間まで無料で視聴できる。これまでディズニーはフィーチャーフォン向けに短編映像の配信は行っていたが、長編映画を丸ごとスマートフォン向けに配信するのは初めてで、Disney Mobile on docomo向けのオリジナルサービスとなる。ただ、今後Disney Mobile on docomo以外に有償で映像配信を行うかどうかも検討している、という。毎月10編程度、コンテンツは追加していくという。
同じく映像配信として、3月から衛星放送向けに開局するディズニーチャンネル「Dlife」から、ドラマやコメディーを丸ごと無償で配信し、1カ月40時間分の視聴が可能になる。基本的にはDlifeで放映後にオンデマンドで配信し、放送に合わせて順次コンテンツを拡充していく。Disney Mobile on docomo向けのサービスで、他への提供は検討していないそうだ。
オリジナルのライブ壁紙も配信。両端末向けの壁紙や、それぞれの機種向けの壁紙に加え、季節に合わせた壁紙も追加していくという。
ドコモはディズニーリゾートのスポンサーでもあり、Disney Mobile on docomoユーザーに対して特典を用意する。現時点で詳細は明らかにされていないが、春以降に特典内容を発表していく予定だ。また、ディズニーストアでは割引などの特典も用意するという。
ミルスタイン氏は、「iモードのはじめから日本でコンテンツを展開してきた」と、ドコモとの長い関係を強調し、「新しいチャレンジ」として今回の新ブランドの展開を行うと話し、今後も積極的にブランド拡充を行う意向を示す。
永田部長は、「ディズニーの世界観がいっぱいで、この2機種向けに限定のコンテンツを用意してもらった」とアピール。ドコモの持つスマートフォンの開発力、カバレッジの広いネットワーク、ショップを含めた全国のサービス体制という強みと、ディズニーのモバイルコンテンツ開発力、エンターテインメント資産、幅広いファン層といった強みをあわせて、ブランドの拡大を図りたい考えだ。