消費電力測定(グラフ9)
その3DMark11のGame Test 1~4を行っている際の消費電力を測定したのがこちらである。
これまでだと3DMark Vantageを使って消費電力の最大値を示していたが、やっと消費電力をリアルタイムで捕れる様になったので、こちらを使って3DMark11のGame Test 1~4をExtreme Profileで実施した際のシステム全体の実効消費電力を示してみた。全体を通しても、明らかに負荷時の消費電力が落ちている事がわかる。
4つのテストの稼働中の平均消費電力は、
GeForce GTX 580 | 324.9W |
---|---|
Radeon HD 6970 | 272.0W |
Radeon HD 7950 | 234.6W |
Radeon HD 7970 | 290.3W |
となっており、Radeon HD 7970と比べて55Wほど消費電力が下がっている。Photo01に示された結果よりもやや優秀だし、Radeon HD 6970と比べても大きく性能改善が出来ていることがわかる。
一方の無負荷時であるが、こちらの平均消費電力は、
GeForce GTX 580 | 131.5W |
---|---|
Radeon HD 6970 | 125.1W |
Radeon HD 7950 | 115.4W |
Radeon HD 7970 | 115.6W |
というあたり。0.1Wの単位は(測定システムの精度からいって)誤差に近いことを考えれば、概ねRadeon HD 7970と同等というあたりか。これは両者の無負荷時の動作周波数などが一緒だから当然とも言える。