それでは気になるベンチマークを見ていこう。
Windowsエクスペリエンスインデックスを試すとご覧のような結果になった。ストレージ以外はほぼ満点がずらりと並ぶ。これだけみても、相当高いパフォーマンスを予感させてくれる結果だ。また、3DMARK11のスコアは「6,545」、PCMARK7が「3,840」と、ハイスペックを存分に示す数値が並んだ。
次にゲームベンチを実行していこう。まずは「モンスターハンターフロンティアベンチマーク」からだ。画面はフルHD、効果はすべてオンにしている。ベンチマークが稼働すると同時に分かるフレームレートの速さにまずおどろいた。結果はやはり最強クラスの14,627と他の追随を許さないもの。このゲームは比較的ライトなので、まったく問題も不自由もなく遊べることになる。
DirectX10のゲームベンチとして試してみたのは「バイオハザード5ベンチマーク」だ。こちらも解像度は同じくフルHDにし、すべての効果はオンまたは高にしてある(アンチエイリアスはC16XQ)。ミドルクラスのグラフィックスカードなら、結構悲鳴を上げはじめるセッティングだが、やはりここでもフレームレートが100fpsを超えるほどのハイスピード描画を体感できた。テストA、B共にアベレージで120fpsを軽くオーバーという驚異の結果となった。
次はDirectX11のゲームベンチ「ロストプラネット2ベンチマーク」。こちらもフルHD、すべての効果を最大にして計測した。さすがにAuroraでも少し苦しいが、それでもテストAで平均56.8fps、テストBでも46.9fpsと、実際にこのセッティングでゲームをしても、スムーズな描画を約束してくれる結果を出してくれた。
最後に「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」を回してみると、これまで見たことのないほどの細かなところまで作り込まれた画面を映し出してくれた。髪の毛の揺らぎや水滴など、通常は意識することができない部分まで繊細に描き出す実力にはもはや脱帽だ。スコアも当然のように6,166と非常に高い数値だった。
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