「ALIENWARE Aurora」は底面に電源ユニットを配し、その横に4基のHDDユニットが配置されている。HDDユニットは引出し式になっていて、SATAコネクタが搭載されている。HDDをトレーにセットしてユニットに押し込めば接続は完了する。

中段にグラフィックスカード、上段にCPUと水冷ユニット、メモリが配置されるようになっている。ケーブルもすっきりと取りまとめられており、全体的にメンテナンスが容易に行えるような構成となっている。

Auroraのケースレイアウト。電源ユニットが底面側にセットされている。また、メンテナンス性を高めるため、上部にLED照明が取り付けられているのも特長だ

CPUクーラーはもちろん水冷式

マザーボードはMicroATXを採用。チップセットはIntel X79Express。オーバークロック用ロック解除済みのBIOSを搭載する。

CPUはIntel Core i7-3930K、もしくは3960Xが選択可能。こちらはオーバークロックの内容によって、それぞれ2種類ずつがラインアップしているので好みに合わせたセッティングもできる。メモリは最小で8GB搭載、最大で32GBまで増設可能となっている。また、ストレージにはHDDのRAID構成やSSDが選択できるほか、SSD Hybrid HDDも選択できる。

計4台のHDDまたはSSDが搭載可能

グラフィックスは2012年1月現在、「AMD Radeon HD 6870(デュアル構成可能)」「AMD Radeon HD 6950(デュアル構成可能)」、「NVIDIA GeForce GTX 560 Ti」「NVIDIA GeForce GTX 580」がラインアップしている。

ざっとスペックを並べただけでも、最新のパーツで構成されたまさに「宇宙最強」であることが分かってもらえるだろう。予算の都合もあるが、ゲーミングPCではできるだけハイパフォーマンスなグラフィックスカードを利用するのが断然オススメだ。後悔しない組み合わせを選んで欲しい。

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