――「CanCam」出身の先輩たちもそうそうたるメンバーばかりですが、目標にしている方は?
久住「夢のまた夢、理想の理想の理想…っていうぐらい遠い存在ですが、米倉涼子さんに憧れています。モデルとして大活躍して、今はドラマの主演をするぐらいにお芝居の仕事もすごい! 私が言うのも何ですが、流行とかに振り回されることの無い米倉さんだけのスタイルを確立されているところがかっこ良くて、女性から支持されているところがすてきです。山田優さんにも憧れています。歌手、モデル、女優として本当に幅広く活躍されていますよね。私もお芝居には興味を持っているんですよ。ただ、女優に転身したいという意味ではなく、新しいジャンルとして経験してみたいなって。ポージングをする時に、アイドルとして歌って踊っていた時に培ったバランス感覚が役に立っていると感じることがあります。同じように、まだ挑戦したことのないお芝居の世界を経験すれば、新しく学べることがあると思うんです」
――20歳になることし、新たに挑戦したいことはありますか?
久住「スキーです。雪国、新潟県出身なのに、実は1回もやったことがないんです……。地元の友達は頻繁にスキーをしていましたけど、私は全然。何でしょう、…とにかく寒そうで(笑)。そろそろ経験しておかなければと考えています。スキーのほかには、より多くの方に私のことを知ってもらうことが目標ですね。出演させていただいているヤマザキパンのCMや子供向けバラエティー番組『おはスタ』(テレビ東京系)、そしてドリームモーニング娘。など、それぞれの仕事で応援していただいているんですが、出る場所が変わると、全部"違う小春"に見えているようなんですよ。仕事ごとにそれぞれ個性を発揮できていると考えればむしろうれしいことなんですけど、単純にもっと知名度を上げないと!(笑)」
――最後に『CanCam』モデルとしての野望を教えてください。
久住「表紙を飾れただけでも大きな夢の実現なんですけど、あえて"野望"と言うならめちゃめくちゃ大きいものがあります。『CanCam』は月刊誌なので1年間で12号発行されていますが、そのうちの5回は表紙に登場してみたい! これを実現するために必要なものは…ずばり人気かな(笑)。男性の方はあまりご存知ないかもしれませんが、毎号、読者アンケートによる投票があるんです。そこでしっかり結果を出さないといけないので、華やなようでかなりシビアな世界なんですよ~。アイドルの時とはちょっと違うプレッシャーを感じますが、その分やりがいもあります。しっかり勉強してモデルとして支持していただけるように頑張ります! 表紙を5回飾ったら、また取材してくださいね。その時には次の野望を掲げますから(笑)」